長沼公園

長沼公園

長沼公園は、東京都八王子市長沼町と下柚木にまたがる都立公園で、八王子八十八景の一つに選ばれています。1980年に開園し、多摩丘陵の自然を活かした広大な敷地が特徴です。

特徴

公園は多摩丘陵に位置し、その南端は野猿峠ハイキングコースに接続しています。地質学的にも特徴があり、関東ローム層、上総層群、御殿峠礫層などの地層が見られ、印象化石や生痕化石が発見されています。

公園内は、クヌギやコナラを中心とした広葉樹の雑木林に覆われ、四季折々の自然を楽しむことができます。春にはヤマザクラやカタクリが咲き誇り、ヤブツバキなどの植物も見られます。野鳥も豊富で、シジュウカラ、キセキレイ、ジョウビタキなどが観察できます。

高低差が100メートルと変化に富んだ地形も特徴で、霧降の道がメインルートですが、その他の道は急な坂や階段が多くなっています。散策コースは、殿ヶ谷の道、霜降の道、井戸わた尾根、長泉寺尾根、西尾根、中尾根、栃本尾根などがあり、それぞれ異なる景色が楽しめます。また、園内には展望台が設置されており、周囲の景色を一望できます。滝の沢、こぶし沢、西の沢、ひよどり沢などの沢もあり、水辺の自然も満喫できます。

アクセス

公園は常時開園しており、入園料は無料です。京王線長沼駅から徒歩5分とアクセスも便利です。

その他

公園の最新情報は、東京都公園協会の公式サイトや、公式X（旧Twitter）アカウントで発信されています。

主な施設

展望台
散策路
休憩所

見られる動植物

植物：ヤマザクラ、カタクリ、ヤブツバキ、クヌギ、コナラなど
* 野鳥：シジュウカラ、キセキレイ、ジョウビタキなど

長沼公園は、自然観察やハイキング、ウォーキングなど、様々な目的で訪れることができる、地域住民に親しまれている公園です。

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