長竜航空

長竜航空（Loong Air）について

長竜航空は、中国語で「长龙航空」、英語では「Loong Air」と表記される、中華人民共和国浙江省杭州市に本拠を置く航空会社です。当初は貨物航空会社として設立されましたが、現在は旅客輸送も手掛けています。

概要

2011年4月19日、長竜国際貨運航空（CDI Cargo Airlines）として設立されました。翌2012年8月9日には、杭州と青島を結ぶ路線で貨物航空機の運航を開始しました。その後、2013年7月26日に中国民用航空局から旅客運航の認可を取得し、同年12月29日には杭州と重慶、深圳を結ぶ旅客定期便の運航を開始しました。

2016年6月28日には、杭州とダナンを結ぶ初の国際定期便に就航し、国際線ネットワークを拡大しました。2019年11月には、日本の国土交通省から外国人国際運送事業の経営許可を取得し、西安と中部、杭州と中部、杭州と関西を結ぶ路線で国際定期便を運航開始しました。

就航地

長竜航空は、中国国内の主要都市を含む約60都市に路線を展開しています。国際線においては、済州、マカオ、ニャチャン、ウタパオ、マンダレー、タシュケント、大阪関西、東京成田など、アジアを中心に路線を展開しています。

国内線: 杭州、寧波、温州など約60都市
国際線: 済州、マカオ、ニャチャン、ウタパオ、マンダレー、タシュケント、大阪関西、東京成田

機材

長竜航空は、エアバス社とボーイング社の航空機を保有しています。2019年11月現在の機材は以下の通りです。

エアバス A320-200：28機
エアバス A320 neo：15機
エアバス A321 neo：11機
ボーイング737-300：3機（貨物専用機）

まとめ

長竜航空は、貨物輸送から旅客輸送へと事業を拡大し、中国国内のみならず、国際線においても路線を拡大しています。近年では、日本への就航も開始しており、今後のさらなる発展が期待される航空会社です。

外部リンク

* 长龙航空 （中国語）

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