長野市立裾花小学校

長野市立裾花小学校

長野市立裾花小学校は、長野県長野市中御所にある公立小学校です。裾花川のほとりに位置し、豊かな自然に囲まれた環境で、子どもたちはのびのびと学校生活を送っています。

学校概要

裾花小学校は、児童数約600名（2017年時点）の中規模校です。学区は宮沖、伊勢宮団地方面から中御所、若里方面までと広く、地域に根ざした教育活動を展開しています。校内には約20本のポプラの木が植えられており、学校のシンボルとなっています。また、特別支援学級として「ポプラ学級」と「ひまわり学級」の2クラスが設置され、多様なニーズに対応した教育が行われています。

施設

校舎は、北校舎、中校舎、南校舎、第二体育館で構成されています。北校舎には太陽光発電用のソーラーパネルが設置されており、環境に配慮した取り組みも行っています。かつては第一体育館がありましたが、多目的室が設置されたことに伴い、2006年に解体され、現在は広場として活用されています。

学校の敷地内には、川沿いという立地を生かしたマラソンコースや畑があります。畑は各クラスに割り当てられ、学年ごとに異なる植物を栽培し、食育活動に役立てられています。子どもたちは、自分たちで育てた野菜を収穫することで、食べ物への感謝の気持ちや食の大切さを学んでいます。

沿革

裾花小学校の歴史は、1949年に遡ります。洪水復旧の際に、川沿いに20本のポプラが植樹されたのが始まりです。その後、1951年に裾花小学校が開校し、初代校長には松沢一美が就任しました。

1998年には、長野オリンピック・パラリンピックが長野市で開催され、裾花小学校もこの歴史的なイベントに参加しました。

2006年には第一体育館が解体され、2008年には北校舎の建替え工事が完了し、旧第一体育館跡地には「ポプラっこ広場」が完成しました。2010年には開校60周年を迎え、南校舎の耐震工事も完了。2014年には中校舎の耐震化・内装改修工事、体育館改修工事が完了しました。

国際交流

裾花小学校は、国際交流にも力を入れています。1998年の長野オリンピックの際には、ジャマイカボブスレーチームの選手が来校し、交流会を行いました。また、中華人民共和国の北京花家地実験小学校とは、数年ごとに児童と職員の交換留学を実施し、親睦を深めています。2008年の北京オリンピック聖火リレー式典には、マーチングバンドが参加しました。

関連項目

長野県小学校一覧

外部リンク

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