長野広域連合

長野広域連合について

長野広域連合は、長野県北信地方に位置する長野市、須坂市、千曲市、小布施町、高山村、飯綱町、信濃町、小川村、坂城町の9つの自治体によって構成される広域連合です。この連合は、県内最大の人口を抱え、全国的にも有数の規模を誇ります。

主な事業内容

長野広域連合は、構成市町村における介護事業や広域ごみ処理など、多岐にわたる事業を展開しています。これらの事業は、地域住民の生活を支える上で不可欠な役割を果たしています。

沿革

長野広域連合は、その歴史の中でいくつかの変遷を経てきました。

前身組織の設立: 1971年に長野地域が広域市町村圏に指定されたことを受け、長野地域広域市町村圏協議会が設立されました。その後、1976年には長野地域広域行政事務組合が設立され、複数の組合が統合されました。
名称変更と広域連合準備: 1993年には長野広域行政組合に名称が変更され、1999年には広域連合への移行準備が始まりました。そして、2000年には長野広域行政組合が解散し、長野広域連合が正式に発足しました。
組織統合と移転: 2001年には埴科老人福祉施設組合が統合され、2019年には事務局が長野市箱清水から現在の松岡に移転しました。

組織と運営施設

長野広域連合は、議会、理事会、事務局によって運営されています。

議会: 広域連合議会は、30人の議員で構成され、各構成市町村から選出されています。
事務局: 事務局は、長野市松岡に所在し、連合の運営を担っています。

老人福祉施設

長野広域連合は、地域住民の福祉を支えるため、複数の老人福祉施設を運営しています。

松寿荘（養護老人ホーム・特別養護老人ホーム）
若槻デイサービスセンター
はにしな寮（養護老人ホーム）
久米路荘（特別養護老人ホーム）
信州新町デイサービスセンター
小布施荘（特別養護老人ホーム）
矢筒荘（特別養護老人ホーム）
須坂荘（特別養護老人ホーム）
豊岡荘（特別養護老人ホーム）
戸隠デイサービスセンター
長野市戸隠在宅介護支援センター

ごみ処理施設

長野広域連合は、広域ごみ処理のため、焼却施設と最終処分場の整備を進めています。

ながの環境エネルギーセンター: 長野市、須坂市、高山村、信濃町、小川村、飯綱町から排出される可燃ごみを焼却します。
ちくま環境エネルギーセンター: 長野市の一部、千曲市、坂城町から排出される可燃ごみを焼却します。
エコパーク須坂（建設中）: 一般廃棄物の最終処分場として整備中です。

関連団体

長野県内には、長野広域連合の他にも複数の広域連合が存在します。主なものとして、上田地域[[広域連合]]、上伊那[[広域連合]]、木曽広域連合、北アルプス[[広域連合]]、佐久[[広域連合]]、諏訪広域連合、北信[[広域連合]]、松本広域連合、南信州[[広域連合]]などがあります。

その他の関連情報

長野県地方税滞納整理機構
長野県後期高齢者医療広域連合

外部リンク

長野広域連合
* ながの環境エネルギーセンター

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