長野県木曽青峰高等学校

長野県木曽青峰高等学校

長野県木曽郡木曽町にある県立高等学校です。2007年に長野県木曽高等学校と長野県木曽山林高等学校が統合して開校しました。

概要

専門学科である森林環境科、インテリア科は旧木曽山林高校時代からの伝統を引き継いでいます。特に森林環境科は、旧木曽山林高校の開校以来100年以上の歴史があり、林業に関する専門的な知識と技術を学ぶことができます。森林環境科では、農業に関する知識だけでなく、アーク溶接やフォークリフト運転、危険物取扱など、工業系の資格取得も可能です。

専門学科の入学生を中心とした男子寮「望岳寮」があり、県外からの入学者も受け入れています。

設置学科

全日制
理数科
普通科
森林環境科
2年次からサイエンスコース（林業）とビジネスコース（農業）に分かれます。
インテリア科
2年次からプロダクトコース（家具生産）とデザインコースに分かれます。
定時制
普通科

キャンパス

丘の上キャンパス
旧木曽高校の校舎を使用しており、理数科、普通科、森林環境科、インテリア科、定時制普通科が授業を受けています。2009年の校舎統合に伴い、専門科棟が新設され、森林環境科のテクニカル実習室には500kg床上操作式クレーンが設置されています。また、きのこ生産仕様の部屋も設置されています。
新開キャンパス
旧木曽山林高校の校舎を使用しており、森林環境科の生徒が専用バスで移動し、バックホーやフォークリフト、チェーンソー、製材機の実技実習など、より実践的な授業を行っています。演習林（長野県有林、66ヘクタール）や畑（田尻実習区、万郡実習区）も森林環境科の実習に使用されます。演習林には、3年次の課題研究で設置されたモノレールが設置されています。敷地内には室内相撲場、木曽山林資料館、信州木曽看護専門学校、ふくしま保育園があります。

沿革

2007年4月1日 - 長野県木曽高等学校と長野県木曽山林高等学校が統合して開校。
2009年4月1日 - 校舎、生徒会、文化祭などが完全統合。

部活動

旧木曽山林高校時代から相撲部の活躍が目覚ましく、統合後も全国大会で優秀な成績を収めています。

2011年
全国高校相撲新人大会 団体準優勝
全国高等学校相撲金沢大会 団体3位入賞
全国高校相撲十和田大会 団体3位入賞
全国高校選抜相撲大会で大道久司（後の御嶽海）が個人優勝
全国高校相撲番付で東の大関

主な出身者

御嶽海久司 - 大相撲力士
藤本麻依子 - ラグビー選手
なかし - お笑いタレント（スペードの3）

アクセス

JR中央本線（中央西線）木曽福島駅から徒歩15分

関連項目

長野県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (長野県)
日本の農業に関する学科設置高等学校一覧
日本の理数科設置高等学校一覧

外部リンク

公式ウェブサイト

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