長野県道392号白石千曲線

長野県道392号白石千曲線

長野県道392号白石千曲線は、長野県長野市松代町と千曲市を結ぶ一般県道です。この道路は、起点から千曲市倉科までの区間が通行不能となっているのが特徴です。しかし、供用区間は「一目百万本」と称されるあんずの名所「あんずの里」と千曲市中心部を結ぶ重要な路線として機能しており、多くの人々に利用されています。

概要

この県道は、特にあんずの花が咲く時期には「あんず街道」として大変賑わいます。美しいあんずの花を求めて多くの観光客が訪れ、道路は混雑することがあります。現在、通行可能な区間は、あんずの里と千曲市の中心部を結び、地域住民や観光客にとって重要な交通路となっています。

路線データ

起点: 長野県長野市松代町豊栄字白石（長野県道35号長野真田線交点）
終点: 千曲市小島（屋代駅前交差点＝長野県道337号屋代停車場線交点）

沿革

2003年（平成15年）9月1日に市町村合併が行われた際、旧白石更埴線から現在の路線名である長野県道392号白石千曲線に変更されました。

別名

あんず街道（千曲市森付近・横町交差点間）

通行不能区間

長野市松代町豊栄字白石付近（起点）から千曲市倉科字倉科山付近まで
松代町側からは約2km、千曲市側からは約1km（三滝付近）まで林道が整備されていますが、その間の山中約3kmは道が通じていません。

冬期通行止区間

千曲市倉科字倉科山付近（供用区間終点）から千曲市倉科字原付近まで：1.3km
通行止め期間：12月中旬から翌年3月中旬

重複区間

国道403号（千曲市屋代横町付近・横町交差点間）

通過する自治体

長野市
千曲市

交差・接続する道路

長野県道35号長野真田線（長野市松代町豊栄白石付近＝起点）※不通区間
長野県道335号森篠ノ井線（富士見橋交差点、千曲市森）
千曲市道（あんず街道、千曲市森付近）
国道403号（谷街道、千曲市屋代横町付近）※重複区間
国道403号（あんず街道、横町交差点、千曲市屋代横町）※重複区間ここまで
長野県道337号屋代停車場線（ふれあい通り、屋代駅前交差点、千曲市小島＝終点）

周辺施設

あんずの里
科野の里歴史公園
長野県立歴史館
千曲市森将軍塚古墳館
森将軍塚古墳
長野県屋代南高等学校
屋代駅

関連項目

長野県の県道一覧

この県道は、地域住民の生活を支えるだけでなく、観光資源としても重要な役割を果たしています。特に春にはあんずの花が咲き誇り、多くの人々がその美しい景色を求めて訪れます。しかし、一部区間が通行不能であるため、利用の際は注意が必要です。冬期には通行止めとなる区間もあるため、事前に確認することが推奨されます。

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