長野県道405号川中島停車場線

長野県道405号川中島停車場線

長野県道405号川中島停車場線は、長野市川中島町の上氷鉋にある川中島駅を起点とし、同市安茂里小市一丁目の小市交差点（国道19号交点）を終点とする、全長2.06kmの一般県道です。

路線概要

この県道は、川中島地区と安茂里地区を結ぶ重要な役割を担っています。川中島駅から西へ進み、長野県道381号小松原川中島停車場線と分かれた後、小市橋を渡って犀川を越えます。橋を渡ると東へ進路を変え、国道19号と並行しながら団地の中を通り、信越本線の線路近くで再び北へ向きを変え、国道19号に合流して終点となります。

この路線の特徴的な区間として、安茂里小市三丁目から一丁目にかけての区間は、長野市の都市計画において、将来的に国道19号のバイパスの一部となる予定です。

路線データ

起点: 長野市川中島町上氷鉋（信越本線川中島駅）
終点: 長野市安茂里小市一丁目（小市交差点＝国道19号交点）
延長: 2.06km

主要構造物

小市橋（こいちばし）

位置: 長野市川中島町四ツ屋 - 安茂里小市三丁目
全長: 302.9m
構造: アーチトラス橋

小市橋は犀川に架かる橋梁で、1966年（昭和41年）12月21日に開通しました。この場所は、かつて小市の渡しとして、北国街道の重要な渡河地点でした。1611年（慶長16年）に丹波島の渡しが定められるまでは、市村の渡し（現在の長野赤十字病院付近）とともに、北国への交通を支えてきました。その後、吊り橋や木橋を経て、現在の永久橋が建設されました。

築40年以上が経過し、老朽化が進んでいるため、大型車が通行する際には若干の揺れを感じることがあります。

重複区間

長野県道381号小松原川中島停車場線（小市橋南交差点・川中島駅前間）

通過する自治体

長野市

交差・接続する道路

川中島駅（起点）
長野県道380号関崎川中島停車場線
長野県道381号小松原川中島停車場線（重複区間）
四ツ屋交差点
農免道路
小市橋南交差点
長野県道381号小松原川中島停車場線（重複区間終了）
小市交差点（終点）
国道19号（西街道）

周辺施設

川中島駅
長野市営小市南団地

関連項目

長野県の県道一覧

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