川中島町

川中島町（かわなかじままち）

川中島町は、かつて長野県更級郡に存在した町です。1956年（昭和31年）に川中島村と昭和村が合併して発足し、1966年（昭和41年）に長野市などと合併して廃止されました。現在の長野市の一部となっています。

歴史

1956年（昭和31年）9月30日：川中島村と昭和村が合併し、川中島町が発足しました。
1957年（昭和32年）4月1日：更科郡篠ノ井町の一部（小松原の一部）を編入しました。これにより、川中島町の領域が若干拡大しました。
1966年（昭和41年）10月16日：長野市、篠ノ井市、信更村、更北村、埴科郡松代町、上水内郡七二会村、上高井郡若穂町と合併し、新たに長野市が発足しました。この合併に伴い、川中島町は廃止されました。川中島町としての歴史は、わずか10年という短い期間で幕を閉じることになりました。

合併の背景

1960年代は、全国的に市町村合併が推進された時代でした。長野県においても、行政の効率化や都市機能の強化を目指して、多くの市町村が合併しました。川中島町もその流れの中で、周辺の市町村と合併し、長野市の一部となりました。この合併により、長野市の都市圏が拡大し、その後の発展に繋がりました。

現在

川中島町は、現在は長野市の一部となり、その名称は地名として残っています。川中島は、古くからの歴史を持つ地域であり、戦国時代の川中島の戦いの舞台としても知られています。また、現在の長野市においても、重要な地域の一つとして、その歴史と文化が受け継がれています。

参考文献

『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目

長野県の廃止市町村一覧
川中島

川中島町は、短期間ながらも地域の歴史を刻んだ町であり、その存在は、現在の長野市の歴史を理解する上で重要な要素となっています。

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