長野県道68号梓山海ノ口線

長野県道68号梓山海ノ口線について

長野県道68号梓山海ノ口線は、長野県南佐久郡の川上村と南牧村を結ぶ主要地方道です。この道路は、日本一の大河である信濃川（千曲川）の最上流部を通過し、豊かな自然に囲まれた地域を繋いでいます。

概要

この県道は、川上村の梓山を起点とし、南牧村の海ノ口で国道141号線と交わる地点を終点としています。全長は比較的短いものの、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

路線データ

起点：長野県南佐久郡川上村梓山
終点：長野県南佐久郡南牧村海ノ口（国道141号交点）

歴史

長野県道68号梓山海ノ口線は、以下の歴史を経て現在に至ります。

1959年（昭和34年）8月1日：梓山海ノ口線として認定。
1982年（昭和57年）4月1日：建設省により主要地方道に指定。
1993年（平成5年）5月11日：建設省により、主要地方道として再指定。
2022年（令和4年）11月30日：令和元年東日本台風により被災した男橋の架け替え工事が完了し、開通。

特に、2022年の開通は、台風被害からの復旧を象徴する出来事であり、地域の交通インフラの復旧に大きく貢献しました。

地理

この県道が通過する自治体は以下の通りです。

南佐久郡
川上村
南牧村

この地域は、山岳地帯が中心で、自然豊かな景観が広がっています。

交差する道路

長野県道68号梓山海ノ口線は、以下の道路と交差します。

長野県道2号川上佐久線（南佐久郡川上村大深山）
長野県道106号原浅尾韮崎線（南佐久郡川上村原）
国道141号（南佐久郡南牧村海ノ口、終点）

これらの道路との接続により、広範囲な地域へのアクセスが可能になっています。

道路状況

道幅は場所によって異なりますが、基本的には舗装されており、普通自動車での通行が可能です。ただし、山間部を通るため、カーブや勾配が多い場所もあります。運転の際は十分な注意が必要です。

近隣の観光スポット

沿線には、雄大な自然を楽しめるスポットが点在しています。

川上村周辺では、千曲川の源流点や、高原野菜畑が広がる風景が楽しめます。
南牧村周辺では、八ヶ岳の山々を望むことができ、ハイキングや登山にも適しています。

これらの観光スポットを巡る際のアクセス道路としても、この県道は重要な役割を果たしています。

まとめ

長野県道68号梓山海ノ口線は、地域住民の生活を支え、観光客にも利用される重要な道路です。自然豊かな地域を繋ぐこの道路は、安全な交通手段として、また、美しい風景を楽しむためのルートとして、多くの人々に利用されています。

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