開智中学校・高等学校 (和歌山県)

開智中学校・高等学校について

和歌山県和歌山市直川に位置する開智中学校・高等学校は、1993年に共学化された私立の中高一貫校です。1948年に旧制修徳高等女学校として創立され、その後改編を経て現在の形態に至っています。この学校は、「四恩報答」という校訓のもと、生徒に感謝の心を育む教育を行っています。

教育コース

開智中学校・高等学校では、生徒が将来の大学進学に向けて様々な教育コースが用意されています。中等部は、「スーパー文理コース」と「特進コース」があり、特に難関国公立大学を目指せるようなカリキュラムが整備されています。

高等部でも、特に難関国公立大学進学を目指す「S1類コース」や、文武両道を重視した「1類コース」など、多様な選択肢が用意されています。

教育理念

本校の教育目標は、次のような内容に重きを置いています。
1. 確かな学力を身につけ、創造的な問題解決力を養う。
2. 豊かな心と身体を育て、社会との関わりを大切にする。
3. 学校生活の様々な場面で主体性を持ち、自らの個性を発揮できる力を育成する。
4. 多様性を尊重し、国際社会に対して貢献する姿勢を持たせる。
5. 自己理解を深め、キャリアプランを策定し実現する能力を支持する。

部活動・委員会活動

開智中学校・高等学校では、学業の傍らで多彩な部活動が行われています。陸上部やバレーボール部は特に実績があり、男子バレーボール部は2021年度春に全国バレーボール選手権大会に27年連続で出場しています。その他にも、バスケットボールや農芸、音楽、演劇など、多様な活動が展開されています。

委員会活動も盛んで、生徒が自主的に学校運営に参加する機会を設けています。体育委員会や文化委員会、図書委員会など、さまざまな役割を担いながら、学校生活を豊かにすることに貢献しています。

知名度のある卒業生

開智中学校・高等学校の出身者には、バレーボール選手の福田誉や山本雄史、漫画家の助野嘉昭、ダンスボーカルユニット「FLAME」の伊崎右典・伊崎央登、ギタリストの越川和磨など、多くの著名人がいます。このような卒業生は、学校の教育方針やカリキュラムの成果を象徴しています。

交通アクセス

この学校へのアクセスは非常に便利です。和歌山バスの那賀紀伊粉河線「開智中学校・高等学校前」バス停がすぐ近くにあるほか、六十谷線の「垂井」バス停からも徒歩5分圏内です。また、JR阪和線の六十谷駅からも徒歩5分と、公共交通機関を利用しやすい立地です。

まとめ

開智中学校・高等学校は、充実した教育環境と多様な活動を通じて、生徒の成長を支えることを目指す学校です。生徒は自己の可能性を最大限に引き出すことができるような教育を受けられるため、今後の進路に向けた基盤を確立できることが期待されています。

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