越川和磨

越川 和磨について

越川 和磨（こしかわ かずま）は、1981年10月2日に和歌山県和歌山市に生まれた日本のギタリスト及びレコーディングエンジニアです。音楽界での彼のキャリアは、数多くのバンド経験やプロジェクトへの参加を通じて形成されてきました。また、彼の家系にはDJとして活躍する実姉や宝塚歌劇団に所属する叔母がいるなど、音楽に深く根付いた環境で育ったことも彼の影響を与えています。

音楽キャリアの始まり

2003年に志磨遼平、栗本ヒロコ、富士山富士夫と共に「毛皮のマリーズ」を結成しました。当初はベーシストとして活動を開始しましたが、その後ギタリストとしての才能を開花させていきます。2010年にはコロムビアミュージックエンタテインメントから発売されたアルバム「毛皮のマリーズ」により、メジャーデビューを果たしました。

解散とその後の活動

2011年、アビー・ロード・スタジオでラストアルバムのレコーディングを行い、同年9月6日にはラジオを通じて解散の発表がされました。このアルバムは注目されるも内容が伏せられており、ファンの間では非常に関心が持たれていました。最終公演は同年12月5日に日本武道館で行われました。解散により、越川は新たなステップを踏み出すこととなりました。

2012年5月にヒダカトオルBAND SETへの参加を経て、同年12月にTHE STARBEMSのギタリストとして活躍を始めます。2015年11月からは、志磨遼平のソロプロジェクトであるドレスコーズのツアーメンバーとしても活動し続けています。彼の音楽スタイルは多岐に渡り、その都度新たな挑戦を続けています。

新しいバンド「THE PRETTY TONES」

2020年6月9日、越川は「THE PRETTY TONES」を結成しました。メンバーにはSTANCE PUNKSのTSURUや川崎テツシ、元andymoriの岡山健二が名を連ねています。デビュー曲「リンコ・ザ・スーパーソニック」をYouTubeで発表し、続いて「maybe」、「ロリーはパンク」などの楽曲もリリースしました。彼の新たな取り組みは、ファンの期待を集めています。

参加作品

越川は、様々なアーティストやプロジェクトに参加しています。以下は彼の関わった代表的な作品です：

• - AMOYAMO - FLASH （ギタリストとして）
• - うみのて - もはや平和ではない （エンジニアとして）
• - 黒猫チェルシー - All de fashion （エンジニアとして）
• - 椎名林檎 - 逆輸入〜港湾局〜 （ギタリストとして）
• - シシド・カフカ - トリドリ （ギタリストとして）
• - 日本マドンナ - バンドやめろ‼︎ （エンジニアとして）

これらの作品は越川の多面的な音楽性を示しており、彼がどのようにしてジャンルを超えたアーティストと協働しているかを物語っています。

まとめ

越川和磨は、音楽の道を歩む中で多くの経験を積み重ねてきたアーティストです。ギタリストやエンジニアとしての彼の活動は、常に新しい挑戦を求め、音楽界において重要な役割を果たしています。彼の未来の活動にも期待が高まります。

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