間藤郁也

間藤 郁也

元ラグビーユニオン選手の間藤 郁也（まとう ふみや）氏は、1994年4月6日に新潟県で誕生しました。幼少期を過ごした地元でラグビーに出会い、そのキャリアをスタートさせます。

学生時代の歩み

間藤氏は、新潟県立新発田農業高等学校で高校ラグビーを経験し、卒業後の2013年に山梨学院大学へ進学します。大学では山梨学院大学ラグビー部の一員として活動し、大学リーグや大会での活躍を目指しました。

大学在学中の2014年、間藤氏にとってキャリア上の重要な変化がありました。それまでバックスプレーヤーとして主にセンターのポジションを務めていましたが、フォワードの最前列を担うプロップへのコンバートを決断します。このポジション変更は、選手としてのプレースタイルや求められる役割を大きく変えるものであり、プロップに必要な身体的な強化やスクラム技術の習得に集中的に取り組みました。この転向は、その後のラグビー人生において、間藤氏がプロップとして活躍する基盤を築くことになります。

社会人チームでの活動

山梨学院大学を卒業した2017年、間藤氏は新たな舞台として社会人ラグビーの世界へ進みます。当時、関東のトップイーストリーグに所属していた清水建設ブルーシャークスに加入しました。チーム加入後、プロップとしてトレーニングを重ね、公式戦出場を目指しました。

清水建設ブルーシャークスでのキャリアは順調なスタートを切ります。加入した2017年のシーズン開幕戦で、間藤氏は早速公式戦の舞台に立ちます。2017年9月9日に行われたトップイーストリーグDiv.1の第1節、秋田ノーザンブレッツとの試合に先発メンバーとして出場し、これが間藤氏にとってプロップとしての公式戦初出場となりました。この試合は、学生ラグビーから社会人ラグビーへとステップアップした間藤氏の、新たな挑戦の始まりを告げる一戦となりました。

その後も間藤氏は、清水建設ブルーシャークス、そして後にチーム名が清水建設江東ブルーシャークスへ変更されてからも、プロップとしてチームに貢献し続けました。リーグ戦でのスクラムやブレイクダウンで体を張り、チームの勝利のために献身的なプレーを見せました。長いシーズンを通じてコンディションを維持し、チームの重要な戦力として活躍しました。

現役生活の終焉

高校、大学、そして社会人チームでの長年にわたるラグビー選手生活に区切りをつける時が訪れます。間藤郁也氏は、2024-25シーズンをもって、現役選手としての活動を終了することを決定しました。プロップとしてラグビーの最前線で戦い続けたキャリアに終止符を打ち、競技生活を引退しました。これまでラグビーを通じて得た経験や学びは、今後の人生においてかけがえのない財産となるでしょう。

まとめ

間藤郁也氏は、1994年4月6日生まれの新潟県出身の元ラグビーユニオン選手です。新潟県立新発田農業高等学校、山梨学院大学を経て、清水建設ブルーシャークス（現在の清水建設江東ブルーシャークス）で主にプロップとしてプレーしました。大学時代のポジション転向、社会人チームでの公式戦デビューといったキャリアを経て、2024-25シーズンをもって現役を引退し、その競技人生に幕を下ろしました。

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