関西大学ラグビーフットボールリーグ

関西大学ラグビーフットボールリーグについて

関西大学ラグビーフットボールリーグ（以下、関西リーグ）は、関西ラグビーフットボール協会に加盟する大学ラグビー部によって構成されるリーグ戦です。このリーグは、大学生チームによるラグビーユニオンの公式戦として機能しており、各校が互いに対戦を行う総当たり方式を採用しています。

リーグ構成

関西リーグは、複数のリーグに分かれており、特にAリーグはその中で最も競争が厳しい部門です。Aリーグは2016年から、広島県呉市に本社を持つ物流会社「ムロオ」との命名権契約により、「ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」として知られています。

所属校一覧

Aリーグ: 天理大学、同志社大学、京都産業大学、近畿大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、摂南大学
Bリーグ: 大阪体育大学、龍谷大学、花園大学、大阪産業大学、大阪教育大学、大阪学院大学、追手門学院大学、神戸大学、大阪経済大学、京都大学、甲南大学
Cリーグ: 大阪大学、大阪工業大学、大阪府立大学、帝塚山大学、大阪市立大学、関西外国語大学、大阪国際大学、佛教大学、流通科学大学
D1リーグ: 和歌山大学、京都教育大学、近畿大学医学部、びわ湖成蹊スポーツ大学、阪南大学
D2リーグ: 神戸学院大学、大阪大学外国語学部、兵庫教育大学、大阪薬科大学、京都府立医科大学
D3リーグ: 神戸市外国語大学、兵庫県立大学、大阪商業大学、京都工芸繊維大学、大阪市立大学医学部、兵庫医科大学
D4リーグ: 滋賀大学、桃山学院大学、神戸大学医学部、奈良教育大学、奈良県立医科大学、和歌山県立医科大学

有力チーム紹介

Aリーグには伝統ある優勝チームが数多く存在します。たとえば、天理大学は12回の優勝を誇り、2010年から2012年には3連覇を達成しました。同志社大学は40回のリーグ制覇を成し遂げ、古豪として知られています。その他にも、立命館大学や関西学院大学、京都産業大学といった学校も注目の実力校です。

入れ替え戦制度

関西リーグの特筆すべき制度は、リーグ間の入れ替え戦です。各リーグの順位が決定後、12月に上位リーグの下位チームと下位リーグの上位チームが対戦を行います。勝利した下位リーグのチームが上位リーグに昇格し、逆に敗北した上位リーグのチームは降格します。

入れ替え戦の種類

AB入れ替え戦: Aリーグの7位とBリーグの2位、Aリーグの8位とBリーグの1位が対戦
BC入れ替え戦: Bリーグの9位とCリーグの2位、Bリーグの10位とCリーグの1位が対戦
CD入れ替え戦: D1～D4リーグの1位チームがCリーグの下位チームと対戦

このように、関西大学ラグビーフットボールリーグは、多様な学校が参加し、激しい競争が繰り広げられる場であり、常に新しい才能が発掘されていく魅力的なリーグです。

もう一度検索