阪口樂

阪口 樂について

阪口樂（さかぐち うた）は、2003年6月24日生まれのプロ野球選手で、京都府京田辺市出身の内野手です。彼は右投左打で、現在は北海道日本ハムファイターズに所属しています。

経歴

阪口は子供の頃から野球に親しみ、京田辺市立薪小学校5年生の時に軟式野球をスタートしました。その後、京田辺市立田辺中学校では硬式野球チーム「オール山城ヤング」に所属し、本格的にプレーを重ねていきました。

岐阜第一高等学校に進学後、1年生の春からはチームに名を連ね、特に2年生の夏にはエースとして4番打者を務めました。新型コロナウイルスの影響で多くの公式試合が中止される中、彼は県内の独自大会に出場。帝京大可児とのブロック代表決定戦では本塁打を記録し、その実力を示しました。

秋には東海大会に出場し、ベスト4進出を果たすも、打撃成績は振るわず10打数無安打という結果でした。3年生の夏には岐阜県大会で海津明誠に敗れ、結局彼の高校時代は甲子園出場無しに終わりましたが、3年間で高校通算27本塁打を記録するなど、圧倒的な存在感を示しました。

2021年にはプロ志望届を提出し、以降は野手一本でのプレーを決意しました。2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議で、北海道日本ハムファイターズから4巡目で指名を受けました。その後、11月10日に契約を結び、契約金3500万円、年俸520万円（共に推定）でプロ入りを果たしました。背番号は44となりました。

選手としての特徴

阪口は、特に打撃面において高いポテンシャルを持つ選手と評価されています。鋭いスイングから広角に長打を放つ能力があり、強打者候補としての期待が寄せられています。その身体能力も注目されており、高校時代には50メートル走で6秒6、遠投105メートル、握力は左57キロ、右56キロという記録を残しました。

初記録

彼のプロデビューは2022年7月10日、福岡ソフトバンクホークスとの試合で迎えました。この試合では、9番・指名打者として先発出場し、初打席では見逃し三振を喫しましたが、7回表には中前安打を記録し、プロ初安打を達成しました。これにより彼のプロキャリアがスタートし、今後の活躍に期待が寄せられています。

まとめ

阪口樂は、京都出身の若いプロ野球選手として注目されており、これからの成長が期待される選手です。彼の野球に対する情熱と才能が、今後の日本球界に新たな風をもたらすことが期待されます。

もう一度検索