阪口竜平

阪口竜平（さかぐち りょうへい）

プロフィール

阪口竜平は、1997年4月5日生まれ、京都府八幡市出身の陸上競技選手です。中距離走と3000m障害を専門としており、その高い競技力で注目を集めています。洛南高等学校、東海大学体育学部体育学科を卒業後、現在はOn Athletics Clubに所属し、世界を舞台に活躍しています。

身長は173cm、体重は54kgと、陸上選手としては比較的小柄ながらも、ダイナミックな走りが持ち味です。

学生時代の活躍

洛南高校時代からその才能を発揮し、全国高校駅伝では3年次に1区を区間5位と好走しました。東海大学に進学後も、1年次には世界U20陸上競技選手権大会の1500m代表に選出されるなど、早くから国際舞台を経験しました。

2年次には、日本学生個人選手権5000mで優勝を果たし、日本選手権にも出場。さらに、日本インカレ5000mでは日本人トップの3位に入賞しました。また、この頃から3000m障害にも挑戦し始め、ホクレンディスタンスチャレンジ網走大会で大学記録を更新する8分37秒64を記録。これを機に、3000m障害を主戦場とするようになります。

大学駅伝では、出雲駅伝で1区区間賞を獲得、箱根駅伝ではエース区間の2区を区間7位で走り、チームに貢献しました。3年次には、日本選手権3000m障害で4位入賞を果たし、故障で戦列を離れる時期もありましたが、箱根駅伝では7区区間2位と好走し、チームの初優勝に大きく貢献しました。4年次には、兵庫リレーカーニバルと関東インカレで3000m障害で優勝。日本選手権では、怪我を抱えながらも優勝し、世界陸上参加標準記録まであと一歩と迫りました。

プロとしての挑戦

2021年、兵庫リレーカーニバル2000mSCでは、5分29秒89の日本最高記録で優勝。同年のREADY STEADY TOKYOでは、3000mSCで日本歴代7位となる8分23秒93を記録しました。2022年4月からは、活動拠点をアメリカ・コロラド州ボルダーに移し、On Athletics Clubに所属しています。

主な戦績

2016年 世界U20陸上競技選手権大会 1500m代表
2017年 日本学生個人選手権5000m 優勝
2017年 日本インカレ5000m 3位
2017年 ホクレンディスタンスチャレンジ網走大会 3000mSC 大学記録更新
2017年 出雲駅伝 1区区間賞
2017年 箱根駅伝 2区区間7位
2018年 日本選手権3000mSC 4位
2019年 箱根駅伝 7区区間2位
2019年 兵庫リレーカーニバル3000mSC 優勝
2019年 関東インカレ3000mSC 優勝
2019年 日本選手権3000mSC 優勝
2019年 ユニバーシアード 3000mSC 6位
2021年 兵庫リレーカーニバル2000mSC 優勝(日本最高記録)
2021年 READY STEADY TOKYO 3000mSC 8分23秒93（日本歴代7位）

自己記録

1500m - 3分43秒53 (2020年7月18日)
5000m - 13分29秒61 (2020年2月28日)
10000m - 30分12秒64 (2015年8月29日)
3000mSC - 8分23秒93 (2021年5月9日)

関連人物

両角速（東海大学陸上競技部監督）
鬼塚翔太（同期）
關颯人（同期）
館澤亨次（同期）

外部リンク

* 阪口竜平 (@saryohei) - X（旧Twitter）


阪口竜平は、その高い競技力と努力で、陸上競技界でさらなる活躍が期待される選手です。

もう一度検索