阪急三番街高速バスターミナル

阪急三番街高速バスターミナルの概要

阪急三番街高速バスターミナルは、大阪府大阪市北区に位置するバスターミナルで、阪急バスの子会社である阪急観光バスが運営しています。1971年9月16日に開業し、以来、多くの高速バス路線がここから発着しています。特に、このターミナルは大阪市における高速バスの重要な拠点として知られています。

このバスターミナルは、阪急電鉄の大阪梅田駅の直上にあり、梅田駅の茶屋町口を出てすぐのアクセス性を誇ります。また、近隣には国道176号やグランフロント大阪、新梅田シティなどがあり、交通の要所となっています。各空港へのリムジンバスはここからは出発せず、最寄りは大阪新阪急ホテルの1階に位置する乗り場ですのでご注意ください。

ターミナルの運営と構造

2022年に発生した合併に伴い、以前の（旧）阪急観光バスから新たな阪急観光バスに運営が引き継がれました。このため、当ターミナルの運営体制も変更されました。

ターミナル内は、乗り場が6つ、降り場が1つあり、主に4つののりば（番号は1から4）が待合室に面しています。バスは、発車時刻の約10分前に空いている乗り場に入線し、基本的には1番のりばから順に利用されるシステムです。ただし、便によって乗り場は変わることがあります。

待合室には発券カウンターがあり、阪急バス系と日本交通系の路線のためにそれぞれ2面と1面が用意されています。また、ターミナル内には『ショップルナ』という売店もあり、旅行者の便宜を図っています。この施設は、鉄道の高架下に位置しているため、天井の高さに制限があり、背の高いバス車両は直接入れないことがあります。

発着路線とサービス

阪急三番街高速バスターミナルからは、関東や東海、信越、北陸、近畿、山陰・山陽、四国など多様な地域へのバスが発着します。その多くは阪急観光バスと他社による共同運行により運営されています。特定の路線は阪急観光バスが関与せず、発券カウンターのみの役割です。

また、UMEGLE-BUSが『阪急梅田駅』バス停から発着し、いくつかの便はここを終点として運行を終了します。過去には、阪急バスの『阪急三番街』バス停も存在しましたが、現在は梅田駅東側のABC-MART梅田ビル近くに位置し直しています。

結論

阪急三番街高速バスターミナルは、大阪の中心部に位置しており、アクセスの良さやサービスの充実度から、移動の際に便利なターミナルとなっています。梅田エリアの重要な交通拠点として、いまだ多くの観光客や通勤者に利用されています。

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