防災情報新聞

防災情報新聞の概要

防災情報新聞（ぼうさいじょうほうしんぶん）は、防災情報新聞社が編集し、防災情報機構が発行する、日本の防災、環境、危機管理に関する専門ウェブサイトです。かつては紙面での月刊専門紙として発行されていましたが、その運営形態は2008年にウェブサイトへの移行が決定され、今に至っています。

防災情報新聞は、国や地方自治体、ライフラインの運営団体、さらには学会や様々な団体の防災活動や防災製品についての情報を掲載しています。特に「防災催事情報」や「防災リンク集」は、日本全国の防災イベント情報を地域別や日程順でまとめたものであり、その情報量は非常に豊富で、日本最大級のものと言われています。

歴史的背景

この新聞は、1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に創刊されました。創刊当初は毎月15日に発行されましたが、震災の日にちなんで、発行日は17日に変更されました。1996年には郵政省からの認可を受け、定期刊行物としての地位を確認しました。1997年に正式に創刊され、購読料は年額3,600円でしたが、2008年3月には第132号をもって紙面の発行が終了し、同年4月からはウェブサイトベースでの運営に移行しました。

ウェブサイトへの移行に伴い、2009年には有料版が登場しましたが、年額2,400円の有料配信は同年12月に停止されました。これは、情報配信の主力が紙媒体からインターネットへと移行する中で、利便性および情報の集積管理を考慮した決定でした。

編集および発行の運営

編集作業は防災情報新聞社が行っており、発行は防災情報機構が担当しています。主筆には玉田三郎、編集長には橋本茂が就任しており、ウェブサイト上での編集業務に加え、防災や自治に関連したイベントや展覧会にも出展しています。例えば、2009年に開催された「第4回 サバ・メシ＊コンテスト」では、当社が出品した「冷めてもおいしい！！イワシの和風リゾット」が入賞するなど、実績も残しています。

現在の役割

今や防災情報新聞は、防災関連の重要な情報源として位置づけられており、特に日本全国で多様な防災イベントや活動の情報を提供する役割を果たしています。これにより、一般市民や防災関連業界に対する情報提供が強化され、より安全な社会づくりの一翼を担う存在となっています。最新の防災情報を手に入れるための便利なツールとして、広く利用されています。これからも、防災情報新聞は新たな情報を目指して発展を続けることが期待されています。

もう一度検索