阿知波悟美

阿知波悟美

阿知波悟美（読み：あちわ さとみ）、本名は石原悟美。1959年5月16日生まれの日本の女優で、エンパシィに所属しています。身長165cm、血液型はO型で、現在1児の母でもあります。北海道瀬棚郡今金町出身であり、今金町のふるさと応援大使も務めています。彼女は日本工学院専門学校の演劇科を卒業後、演技の道を志しました。

経歴

阿知波の家は浄土真宗の寺院で、彼女は幼少期から文学や戯曲に興味を持ち、高校時代には戯曲の読書に熱中していました。高校を卒業後、日本工学院専門学校演劇科に進学し、2年間の専門課程を終えた後、劇団NLTに入団しました。

1986年には『レ・ミゼラブル』の初演でマダム・テナルディエ役に抜擢され、彼女の名を広めるきっかけとなりました。さらに、2010年には『キャンディード』で第18回読売演劇大賞の優秀女優賞を受賞し、2023年には第58回紀伊國屋演劇賞の個人賞を受賞するなど、彼女の演技力は高く評価されています。

日常生活

現在も東京と北海道を往復しながら精力的に活動を続けており、演じることだけでなく、料理を趣味としており、舞台の合間に料理を披露することもしばしばです。阿知波の名前は「阿波路（あわじ）悟美」と誤解されたこともあるようです。

主な出演作品

テレビドラマ

阿知波は多数の人気ドラマに出演しています。NHKの連続テレビ小説『ひらり』では小川すみれ役を演じ、その他にも『ちゅらさん』や『純情きらり』などに出演。大河ドラマでも『元禄繚乱』や『江〜姫たちの戦国〜』、『軍師官兵衛』などで存在感を示しています。彼女の幅広い役柄は、多くの視聴者に愛されています。

映画

映画にも進出し、様々な作品に出演しています。例えば『スーパーの女』や『ゴジラ2000 ミレニアム』などがあり、その演技は多くのファンに支持されています。

舞台

舞台でも豊富なキャリアを持ち、劇団NLTの作品を中心に多くの舞台に立っています。『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト』など、多彩なジャンルで活動しています。特に『佐賀のがばいばあちゃん』での主演は記憶に残る演技として評価されています。

おわりに

阿知波悟美は、幅広いジャンルで活躍する才能あふれる女優であり、多彩な役を通じて日本の演劇界に大きな貢献をしています。今後の活動にもぜひ注目したいところです。

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