阿蘇市立阿蘇小学校

阿蘇市立阿蘇小学校：阿蘇の恵みの中で育む未来

熊本県阿蘇市黒川に位置する阿蘇市立阿蘇小学校は、雄大な阿蘇山の北側に広がる自然豊かな環境の中にあります。2013年4月、阿蘇市立碧水小学校と阿蘇市立乙姫小学校の統合により開校した歴史を持ち、地域に根ざした教育活動を展開しています。

未来を担う子どもたちの育成

本校は、2015年度に熊本県教育委員会よりICTを活用した「未来の学校」創造プロジェクト推進事業研究推進校に指定されるなど、教育への積極的な取り組みが評価されています。教育目標は「なかよく、かしこく、たくましく、生きる力を身につけた阿蘇の子どもの育成」とされ、心身ともに健やかな子どもたちの育成を目指しています。

具体的には、「心豊かに励ましあい、助け合う子ども」「自ら学び、考え、行動する子ども」「健康で頑張る子ども」という児童像を育成目標として掲げ、教職員一同、子どもたちの成長をサポートしています。

学校の特色：地域と一体となった教育

阿蘇小学校は、地域との連携を密に行い、地域社会に貢献できる人材育成にも力を入れています。学校行事を通して地域住民との交流を深め、子どもたちは地域社会の一員として成長していくことを促されています。

また、学校には「阿蘇小」５つの合い言葉があります。これは、あいさつ、そうじ、学習、読書、そして運動・健康を重視する学校風土を表しています。これらの合い言葉は、子どもたちの日常の行動規範として、規律正しい生活習慣の形成に役立っています。

アクセスと通学区域

JR九州豊肥本線阿蘇駅から徒歩7分というアクセスしやすい立地も特徴です。通学区域は阿蘇市内の道尻、上役犬原、下役犬原、西町、竹原、蔵原、東黒川、坊中、南黒川、元黒川、北黒川、上西黒川、下西黒川、乙姫、黒川千丁と広範囲に及びます。進学先は阿蘇市立阿蘇中学校です。

校章と校歌

奥野和夫氏デザインの校章と、碧水小学校の教頭であった渡邉光子氏作詞作曲による校歌は、阿蘇小学校のアイデンティティを象徴する存在です。校章は、地域の自然や歴史、そして子どもたちの未来への希望などを表現していると考えられます。校歌は、子どもたちの明るい未来を願う温かいメッセージが込められています。

教育環境の整備と安全

学校施設は、子どもたちが安全で安心して学習できるよう、教育的に整備されています。明るく開放的な空間は、子どもたちの活発な活動を促し、潤いと落ち着きのある環境を提供しています。保護者や地域からの信頼も厚く、地域社会に貢献する学校として高い評価を得ています。

まとめ：未来へつなげる教育

阿蘇市立阿蘇小学校は、阿蘇の豊かな自然と地域社会の温かい支援の中で、未来を担う子どもたちの育成に尽力しています。ICT教育の積極的な導入や地域との連携、そして「なかよく、かしこく、たくましく」生きる力を育む教育は、子どもたちの可能性を最大限に開花させるための取り組みと言えるでしょう。これからも、地域社会とともに発展していく、活気あふれる学校であり続けることが期待されます。

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