陳建安

陳建安（チェン・ジエン・アン、チン・ケンアン、Chen Chien-an、1991年6月16日 - ）は、台湾出身の卓球選手です。かつてはTリーグの琉球アスティーダに所属していました。

略歴

1991年、台湾の新竹県で生まれました。2008年には、第6回世界ジュニア卓球選手権マドリード大会の男子シングルスで優勝し、その名を知られるようになりました。2013年には、ワールドチームクラシック決勝で張継科を破り、第52回世界卓球選手権個人戦の男子ダブルスで荘智淵と共に優勝を果たすなど、数々の輝かしい成績を残し、台湾のエースとして活躍しています。

プレースタイル

陳建安の持ち味は、フォアハンドとフットワークです。小柄な体格ながらも、台についても下がっても打てるフォアハンドドライブの技術、威力、回転量は世界トップクラスです。バックハンドのタッチは柔らかく、クロスへ伸ばすブロックなども得意としています。

カット打ちに関しては、威力のあるボールを打てるもののミスも少なくありませんでした。そのため、カットマンとの対戦は得意ではありませんでしたが、2017年のT2（アジア太平洋卓球リーグ）ラウンド2では、当時1勝6敗と大きく負け越していた朱世赫を相手にカット打ちを披露し、見事勝利を収めました。

主な戦績

2008年
第6回世界ジュニア卓球選手権マドリード大会 男子シングルス 優勝
2013年
第52回世界選手権パリ大会 男子ダブルス優勝（荘智淵と）
第27回ユニバーシアード競技大会（カザン）卓球競技 男子シングルス 3位
2014年
第52回世界卓球選手権団体戦（東京大会） 男子団体 3位
2017年
第54回世界卓球選手権個人戦（デュッセルドルフ大会） 混合ダブルス 準優勝（鄭怡静と）

外部リンク

陳建安 - Olympedia（英語）
陳建安（チェンジエンアン）の使用用具・大会成績・プロフィール - Rallys
陳建安の使用ラケットとラバー - 卓球ナビ
* 陳建安（TIBHARのサイト）

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