陸上自衛隊の駐屯地一覧

陸上自衛隊の駐屯地一覧

陸上自衛隊の駐屯地一覧は、日本全国に所在する陸上自衛隊の駐屯地及び分屯地をまとめたものです。これらの施設は、自衛隊の活動拠点として、部隊の駐屯、訓練、災害派遣など、多岐にわたる任務を遂行するために重要な役割を担っています。日本全国46都道府県（奈良県を除く）に、162の駐屯地及び分屯地が所在しています。

方面隊別駐屯地

陸上自衛隊は、防衛警備を担当する地域によって、5つの方面隊に区分されています。それぞれの方面隊の管轄地域内には、多数の駐屯地が配置されており、各部隊がそれぞれの任務に応じて配置されています。

北部方面隊

北海道を管轄区域としており、ロシアとの国境に面しているため、日本の安全保障上、非常に重要な地域です。北部方面隊には、多くの部隊と駐屯地が配置されています。

東北方面隊

東北地方6県を管轄しており、東日本大震災の際には、災害派遣で大きな役割を果たしました。この地域も、日本の防衛において重要な役割を担っています。

東部方面隊

関東地方、甲信越地方、静岡県を管轄しており、首都圏を含む日本の政治・経済の中心部を守る重要な地域です。多数の部隊と駐屯地が集中しています。

中部方面隊

北陸地方、東海地方、近畿地方の一部を管轄しており、日本の産業の中枢を担う地域を守る役割があります。この地域にも重要な駐屯地が配置されています。

西部方面隊

九州地方、中国地方、四国地方、沖縄県を管轄しており、中国や朝鮮半島に近く、日本の安全保障上、重要な地域です。多くの部隊と駐屯地が配置されています。

海外拠点

陸上自衛隊は、海外にも拠点を設けています。現在、ジブチ共和国には、自衛隊の活動拠点があり、ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動などの国際協力活動に貢献しています。

ジブチ共和国における自衛隊拠点

この拠点は、アフリカ地域における自衛隊の活動を支援する上で重要な役割を果たしており、自衛隊の国際的なプレゼンスを示す拠点となっています。

廃止された駐屯地及び分屯地

過去には、様々な理由により廃止された駐屯地や分屯地も存在します。これらの施設は、時代の変化や部隊の再編に伴い、その役割を終えました。

参考文献

自衛隊法施行令 - e-Gov法令検索
駐屯地司令及び駐屯地業務隊等に関する訓令 (PDF)

関連項目

陸上自衛隊の演習場一覧
海上自衛隊の陸上施設一覧
航空自衛隊の基地一覧

外部リンク

陸上自衛隊 駐屯地・組織

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