雑賀町 (徳島市)

雑賀町（さいかちょう）

雑賀町は、徳島県徳島市の東部に位置する、勝占地区に属する町名です。のどかな田園風景が広がり、農業が盛んな地域として知られています。

地理

雑賀町は、徳島市の東部に位置し、北は西新浜町2丁目、東は論田町、南は大松町、西は三軒屋町と隣接しています。町の周囲は、大松川、多々羅川、勝浦川といった河川に囲まれており、これらの川が形成した肥沃な平野が広がっています。

この地域は、主に米作りが中心ですが、近年ではメロンの栽培が盛んに行われるようになり、新たな特産品として注目を集めています。また、勝浦川沿いには徳島県道212号新浜勝浦線が通っており、地域住民の生活を支える重要な交通路となっています。

歴史

雑賀町は、元々は徳島市論田の一部でしたが、1952年（昭和27年）に現在の町名となりました。2003年（平成15年）9月には、徳島中央公園の城山から徳島縣護國神社が移設され、地域の新たなシンボルとなっています。

施設

雑賀町には、以下の施設があります。

徳島縣護國神社・徳島県戦没者記念館: 地域の歴史と平和を祈念する場所。
徳島県立工業技術センター: 地域の産業振興を支援する研究機関。
びっくり倉庫宝島徳島店: 多様な商品が揃う大型店舗。
ブラディッシュ本社: 地域に根ざした企業。

交通

雑賀町を通る主な道路は以下の通りです。

徳島県道212号新浜勝浦線: 地域を東西に結ぶ主要な道路。

小字

雑賀町には、複数の小字が存在します。

雑賀町の魅力

雑賀町は、豊かな自然と歴史、そして地域の人々の温かさが魅力の町です。春には桜が咲き誇り、夏には緑豊かな田園風景が広がり、秋には黄金色の稲穂が実ります。また、地域の人々は、伝統的な農業を守りながら、新しい特産品の開発にも積極的に取り組んでいます。ぜひ一度、雑賀町を訪れて、その魅力を体験してみてください。

参考文献

『角川日本地名大辞典 36 徳島県』（1986年 ISBN 4040013603）

外部リンク

* 徳島市ホームページ

もう一度検索