雪野静

雪野静（ゆきの しずか、1984年 - ）は、日本のライトノベル作家。

三重県出身。

2008年、雪叙静名義で投稿した『逆理の魔女』が第8回スーパーダッシュ小説新人賞佳作を受賞し、集英社からデビューを果たしました。

作品の特徴

雪野静の作品は、緻密に練り上げられた世界観と、魅力的なキャラクター造形が特徴です。ファンタジー要素を基盤としつつ、ミステリーやサスペンスの要素を巧みに取り入れた作品が多く、読者を飽きさせない展開が魅力です。

特に、主人公の内面描写に力が入れられており、葛藤や成長を通じて人間ドラマが丁寧に描かれています。

主な作品

逆理の魔女 (2009年)
デビュー作。魔法が存在する世界を舞台に、主人公が様々な事件に巻き込まれながら成長していくファンタジー作品です。伏線が複雑に絡み合い、最後に全てが回収される構成が評価されています。

テンプテーション・クラウン シリーズ (2011年-2012年)
全5巻からなるシリーズ作品。学園を舞台に、特殊な能力を持つ少年少女たちが繰り広げるドラマを描いています。各キャラクターの個性が際立っており、バトルシーンや恋愛要素も盛り込まれたエンターテイメント作品です。
テンプテーション・クラウン (2011年2月25日発売 ISBN 978-4-08-630596-9)
テンプテーション・クラウン2 (2011年6月29日発売 ISBN 978-4-08-630619-5)
テンプテーション・クラウン3 (2011年10月25日発売 ISBN 978-4-08-630645-4)
テンプテーション・クラウン4 (2012年5月25日発売 ISBN 978-4-08-630664-5)
テンプテーション・クラウン5 (2012年8月24日発売 ISBN 978-4-08-630694-2)

諸刃のヴェセル (2014年)
異能力を持つ者たちが存在する世界を舞台にした作品。重厚な世界観とシリアスなストーリー展開が特徴です。

関連人物・項目

日本の小説家一覧
ライトノベル作家一覧
スーパーダッシュ小説新人賞


雪野静は、スーパーダッシュ文庫を中心に作品を発表しており、今後の活躍が期待される作家の一人です。

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