霜星寮

北海道大学霜星寮

北海道大学霜星寮は、札幌市北区に位置する女子学生専用の学生寄宿舎です。ここでは、その概要、歴史、定員、居室、所在地について詳しく解説します。

概要

霜星寮は、北海道大学に在籍する女子学生のための寮であり、日本人学生と外国人留学生が共同生活を送る場です。寮には個室の他、補食談話室や共通談話室など、学生同士が交流できるスペースが設けられています。

歴史

北海道大学における最初の女子学生寮は、1953年に高砂香料株式会社の社員寮を借り受けたものでした。当初は札幌市北区北6条西13丁目に位置していました。その後、1984年に北14条西2丁目にあった学部生向けの寮である北学寮の跡地に建て替えられ、「霜星寮」と名付けられました。この新しい寮は鉄筋四階建てで、より快適な居住空間を提供することを目指しました。

1994年には、北海道大学当局による学生寮の定員見直しが行われました。当時男子学生寮であった恵迪寮との話し合いの結果、恵迪寮にも女子学生を受け入れることが決定し、霜星寮から一部の学生が恵迪寮に移りました。この決定は、学生寮におけるジェンダーバランスを考慮したものでした。

定員

霜星寮には、日本人学生（大学院生を含む）と外国人留学生それぞれに定員が設けられています。現在の定員は以下の通りです。

日本人学生女子：64名
外国人留学生女子：21名

居室

霜星寮の居室は全て個室（洋室）です。日本人学生向けの居室は9.1平方メートル、外国人留学生向けの居室は9.9平方メートルとなっています。各居室には、ベッド、机、椅子、収納スペースなどが備え付けられており、学生が快適に生活できるよう配慮されています。

所在地

霜星寮は、以下の場所に位置しています。

北海道札幌市北区北14条西2丁目1番10号

関連項目

恵迪寮 - 女子学生専用ではない（女子を含む）北海道大学公式の学生寮
北晨寮 - 函館キャンパスにある水産学部・水産科学院の学生を対象とした北海道大学公式の学生寮

霜星寮は、北海道大学で学ぶ女子学生にとって、安全で快適な生活を送るための重要な拠点となっています。寮生活を通して、学生たちは学業だけでなく、人間関係や異文化理解など、様々な経験を積むことができます。

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