青嶋未来

青嶋未来について

青嶋未来（あおしま みらい）は、1995年2月27日生まれの将棋棋士で、静岡県三島市で育ち、現在は東京都港区に住んでいます。彼は安恵照剛の門下で、棋士番号は300です。

将棋の歴史と成績

青嶋は、父に渡された将棋の本をきっかけに6歳で将棋を始めました。彼の将棋への情熱は早くから現れ、2003年には全国小学生倉敷王将戦に参加し、見事9位の成績を収めました。その後も数々の大会で好成績を収め、2005年に奨励会に入会しました。少しの波はありましたが、2010年に奨励会初段、2012年には三段リーグに参加。

彼は2016年度に42勝14敗の成績を収め、将棋大賞の勝率一位賞と連勝賞を受賞しました。王座戦では挑戦者決定戦に進出するも、中村太地に敗れ、タイトル初挑戦は果たせませんでした。しかし、着実に成績を上げ、2022年度にはC級1組で9勝1敗の成績を収め、B級2組へ昇級しました。

彼の棋風は振り飛車穴熊が特に得意で、相手にとって予測しにくいスタイルです。

チェスの活動

将棋のみならず、青嶋はチェスでも際立った才能を発揮しています。彼は2014年に羽生善治とガルリ・カスパロフの対局イベントを視聴したことをきっかけにチェスを始め、2015年には全日本快速選手権で優勝しました。その後も順調に成績を収め、2019年には全日本チェス選手権で初優勝。さらには2022年度には日本代表としてチェス・オリンピアードにも出場しました。

プライベートと趣味

青嶋のプライベートの一面も興味深く、彼は昔から鉄道が好きだったことが知られています。名前の由来は、新幹線に乗った際の「未来」という感覚から来ているとのことです。また、麻雀やカラオケも趣味とし、多彩な才能を持つ一面を披露しています。特にカラオケでは600曲を持ち歌としており、「競技として楽しんでいる」と語るほど、そのスキルに自信を持っています。

青嶋は日向坂46のファンでもあり、特に小坂菜緒と加藤史帆が推しメンであることを明かしています。2022年のインタビューでは、自身が普段メガネをかけている印象から、コンタクト姿で登場したため、周囲を驚かせました。

昇段履歴

彼の昇段履歴は次の通りです。

• - 2005年09月24日: 6級（奨励会入会）
• - 2010年07月: 初段
• - 2011年02月: 二段
• - 2012年05月: 三段
• - 2015年04月01日: 四段（プロ入り）
• - 2016年03月03日: 五段
• - 2020年06月16日: 六段

青嶋未来は、将棋とチェスの両方で活躍する新世代の棋士として、今後のさらなる成長と成果が期待されます。

もう一度検索