青春の記憶 (アルバム)

アルバム『青春の記憶』

日本の音楽ユニットALFIEによって1975年7月25日にリリースされた『青春の記憶』は、彼らにとっての初のオリジナルアルバムであり、ビクター音楽産業から発売されました。ALFIE名義での唯一のアルバムであり、メンバーの三宅康夫が在籍していた時期の作品でもあります。このアルバムは、1984年3月5日に『GREENHORN』と改題されて初のCD化が行われ、さらに1988年と1995年にも再発されています。2014年12月17日には、メジャーデビュー40周年を祝して『青春の記憶［+2］』としてSHM-CD版がリリースされました。

アルバムの特徴

『青春の記憶』は、ほぼ全ての楽曲を外部の作曲家に依頼して制作されており、ALFIEのメンバーが手掛けた楽曲は数曲にとどまります。これにより、メンバーの独自性を感じさせる作品とは異なり、バラエティに富んだ楽曲が並んでいます。また、B面には後半4曲がカバー曲として収録されており、オリジナル楽曲の数は全体の中で比較的少ないという特徴もあります。

改題を経て、幾度も再発されたこのアルバムは、その中でも特に『青春の記憶［+2］』が注目されています。この盤には、本来はサードシングルとしてリリースされる予定だったが、発売中止となった「府中捕物控」と、そのカップリング曲である「明日からよその人」がボーナストラックとして追加されています。

収録曲の一覧

このアルバムには名曲が多数収録されています。以下に主な楽曲を紹介します:

• - 青春の記憶

- 2ndシングルの表題曲で、青春の懐かしさを表現しています。

• - 真夏の夢

- 2ndシングルのカップリング曲で、夏の恋をテーマにした楽曲です。

• - 心の扉, 危険なリンゴ

- 1stシングルのカップリング曲。

• - 一年目の春

- 唯一の三宅康夫作詞、坂崎幸之助が本名で制作した楽曲です。

• - 卒業

- 高見沢俊彦が初めて制作した作品。

• - 夏しぐれ

- 1stシングルの表題曲で、独自の情緒があります。

• - ロマンス・レイン
• - ひとかけらの純情

- 南沙織の同名曲のカバーです。

• - 水いらずの午後

- オフコースの同名曲のカバー。

• - 白いハイウェイ

- ブレッド&バターのカバー。

• - ウエイト・アローン

- つなき&みどりの同名曲のカバーです。

結論

『青春の記憶』は、ALFIEの音楽キャリアの中でも重要な位置を占めるアルバムです。数回の再発を経て、多くのファンに支持され続ける名盤として今なお多くの人々の心に残っています。このアルバムを通して、時代を超えた青春の情熱が感じられることでしょう。

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