青木裕子 (1977年生)

青木裕子の様々な側面

青木裕子（あおき ゆうこ）は、1977年2月5日に生まれ、1990年代に活躍した元タレント、歌手、およびグラビアアイドルです。彼女は山形県立米沢東高等学校を卒業後、1995年の「第4回ユミィオーディション」でグランプリを獲得し、一躍注目を浴びました。その後、フジテレビのビジュアルクイーンにも選ばれ、サントリーのCMにも出演しましたが、1998年以降は一時芸能活動を休止しました。

芸能界から離れていた2000年に青木は約1年半ぶりにメディアに登場し、引退記念の写真集「青木裕子」をリリースしてグラビア卒業を宣言しました。音楽活動も行い、バンド「icy blue」としてライブを開始し、2002年には松井五郎と中村仁とのコラボレーションでアルバム『Blue』を発表しました。

その後、青木はプロレスイベント「ハッスル」にも参加し、ゲスト解説などを務めました。しかし、2005年には解雇され、その後も様々な企画に参加していましたが、最終的には2008年に「icy blue」を解散し、音楽活動も終了しました。

青木は2010年に結婚し、芸能界を引退してからは、子育てに専念しながら山形県米沢市にある実家の回転寿司店で働いています。彼女の趣味はスノーボードで、好物にはもつ煮やタイ料理が挙げられます。そして、「強い信念、岩をも通す」という言葉を大切にしているそうです。

青木は高校卒業後にヘアメイクの専門学校へ進学する予定でしたが、芸能界デビューとなったために東京校に転籍しました。しかし、タレント業を通じて見た現実の厳しさから退学を決意しました。また、イエローキャブの創設者にも注目をされましたが、運良く他の事務所に移ることになりました。

彼女の出演作品には、テレビ番組「ねるとん紅鯨団」や「中山秀征の写せっ!」などがあり、また、Vシネマ『新・美少女ミステリー』シリーズでも主役を務めました。CMではサントリーの「ミルパワー」やトレンドマイクロ「ウィルスバスター98」など多数に出演しています。

引退記念写真集は、彼女が引退を決意する際に事務所が出した譲歩案として企画されました。最近も2014年には17年ぶりにテレビ番組に出演し、その後は家庭と仕事に専念しています。独自の経歴を持つ青木裕子の人生は、様々な挑戦に満ちたものでした。

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