青柳京古

青柳 京古について

青柳 京古（あおやぎ きょうこ）は、1991年12月16日生まれの日本の女子バレーボール選手である。長野県上水内郡信濃町出身で、家族の影響を受けて中学1年のときからバレーボールに親しむ。彼女のバレーボールキャリアは長野日本大学高等学校から始まり、その後愛知学院大学に進学し、東海大学バレーボールリーグで目覚ましい活躍を見せた。

青柳は当初、アウトサイドヒッターとしてプレーしていたが、大学4年生の時にミドルブロッカーへとポジション変更し、この新たな役割でも好成績を収めることに成功した。特に2013年12月には、V・チャレンジリーグの上尾メディックス（現・埼玉上尾メディックス）への入団が決まった。 プレシーズンのJTマーヴェラス戦では、ミドルブロッカーとして初めて出場し、得点を挙げるなどチームの昇格に大きく貢献した。

2014年11月22日、日立リヴァーレ（現・Astemoリヴァーレ茨城）戦でのミドルブロッカーとしてのプレミアデビューも見逃せない。そして、2016/17シーズンには、上尾メディックスがチャレンジリーグIに降格したものの、チームに準優勝をもたらし、再びプレミアに昇格する原動力となった。その活躍により、彼女はサーブ賞を受賞するに至った。

また、2023年には日本代表登録メンバーに名を連ねることになった。国際大会への参加はこれまでなかったが、ネーションズリーグの登録メンバーには漏れてしまった。しかし、彼女のプレーは監督から高く評価されている。特にサーブに関してはさらなる向上を期待されており、競争の中で彼女の成長が注目されている。2023年11月4日には、V1女子のKUROBEアクアフェアリーズ戦に出場し、Vリーグ通算230試合出場を達成。彼女の業績は大卒女性選手の中でも特筆すべきものであり、Vリーグ栄誉賞の受賞基準に達することとなった。

2023-24シーズンでは、チームの成績にも貢献し、Vリーグ栄誉賞とベスト6の栄誉を受けることとなる。2024年の第72回黒鷲旗をもって埼玉上尾を退団することが発表され、7月1日には東レアローズ滋賀への入団が決定した。

人物・エピソード

高校時代、青柳は同級生のアーティスティックスイミング選手箱山愛香から強い影響を受ける。箱山の自宅には数多くのメダルやトロフィーがあり、その姿を見て青柳自身もオリンピック出場への意志を固めていくことになった。この頃の経験が、彼女の今後の目標設定にも大きな影響を与えた。

2021年8月にはバレーボール指導者の林謙人と結婚し、2024年には二人とも東レに入団し、同じチームでプレーすることが決まった。2022年、岩手県陸前高田市で行われた合宿では、自身の「マイヒストリー」と題した自己紹介で、オリンピックでのメダル獲得を目指すという目標を語り、この姿勢は同じチームのメンバーや監督に感銘を与えた。特に監督は、彼女の内面からにじみ出るエネルギーの違いを感じ取り、高く評価した。同い年の選手も、常に前向きな彼女に引っ張られていると語っている。

球歴

• - 日本代表（2023年）
• - 所属チーム:

- 信濃町立信濃中学校
- 長野日本大学高等学校
- 愛知学院大学（2010-2014年）
- 上尾メディックス/埼玉上尾メディックス（2014-2024年）
- 東レアローズ滋賀 #11（2024年-）

受賞歴

• - 2017年 - 2016/17 V・チャレンジリーグI サーブ賞
• - 2023年 - 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN フェアプレー賞
• - 2024年 - 2023-24 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN ベスト6、Vリーグ栄誉賞

個人成績

青柳のV.LEAGUEでの個人成績は多岐にわたる。

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このように、青柳京古は女子バレーボール界での強い存在感を持つ選手であり、今後の活躍にも期待が寄せられている。

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