青柳優馬

青柳優馬について

青柳優馬（あおやぎ ゆうま）は、1995年11月2日生まれの日本の男性プロレスラーであり、YouTuberでもあります。長野県松本市出身で、現在全日本プロレスに所属しています。彼は長野県田川高等学校を卒業後、プロレスの道を志しました。

経歴

青柳がプロレスラーを目指すきっかけとなったのは、プロレスファンの父と共にテレビや試合を観戦していたことです。父はかつてプロレスラーを志したものの、夢を諦めた過去を持っています。そんな家庭で育った青柳は、次第に自らもリングに上がりたいという思いを強め、高校卒業を控えたタイミングでその決意を両親に伝えました。

新人時代

2014年に全日本プロレスに入門し、約8ヶ月の厳しい練習を経て、2014年12月14日に後楽園ホールにてデビューを果たします。デビュー戦は、宮原健斗とのシングルマッチで、レフェリーは和田京平が担当しました。この試合で青柳は、全日本の社長である秋山準からプレゼントされた青色のショートタイツを着用し、注目を浴びました。

翌年、青柳は世界最強タッグ決定リーグ戦に参加するも予選敗退。2016年には中島洋平の持つGAORA TV王座に挑戦しましたが敗北。春のチャンピオン・カーニバルでは出場できなかったことで、新たなチャンスを見出し、社長秋山のパートナーとして試合に臨むなど、積極的な姿勢を示しました。

ジュニアヘビー級時代

青柳はジュニアヘビー級の選手として活動を続け、2017年には宮原やジェイク・リーとの熱戦を繰り広げ、力強さを示しました。特に宮原との試合では強烈な攻撃を見せ、挫折しながらも試合後に宮原から勧誘を受けNEXTREAMに加入しました。重要な試合でも自身の新技を駆使し、挑戦を重ねていきました。

ヘビー級時代

2018年にはヘビー級へ転向し、野村とのタッグでアジアタッグ王座を奪取、さらには年間新人賞を受賞するなど順調なキャリアを築きました。しかし、2018年の新木場大会での怪我により長期欠場を余儀なくされますが、復帰後には再度アジアタッグを奪還し、存在感を示しました。

再結託と新時代の旗手へ

2020年には宮原との関係が変化し、再びタッグを組むことに。彼らの絆は強まり、2022年のチャンピオン・カーニバルでは最年少での優勝を果たし、新たな時代を切り開く存在としての地位を確立しました。その後の試合でも圧倒的なパフォーマンスを見せ、2023年には三冠ヘビー級王座を手にすることに成功しました。

得意技

青柳はリング上でのパフォーマンスでも知られており、ユニークで破壊力のある技を多く持っています。代表的なフィニッシュホールドには「ザ・フール」や「エンドゲーム」があり、これらは彼のスタイルを際立たせる技です。彼の戦い方は、独特な心理戦と技術力の高さに裏打ちされています。

青柳優馬は、自身のキャラクターや技を通じて、プロレス界に新たな風を吹き込む存在であり続けています。これからの活躍にも期待が寄せられます。

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