青梅市立吹上中学校

青梅市立吹上中学校の概要

青梅市立吹上中学校（おうめしりつふきあげちゅうがっこう）は、東京都青梅市に位置する市立の中学校で、愛称として「吹中（ふきちゅう）」があります。この学校は1980年、青梅市立霞台中学校から分離する形で設立されました。設立当初は、霞台中学校の校庭にプレハブの校舎を設けて授業を行っており、そのため開校から約半年間は仮の校舎で教育が行われていました。やがて1980年9月に現在の校舎へと移転し、校旗も制定されました。

教育理念

この学校では、人間尊重の精神に基づいて、自主性と創造性に満ちた生徒の育成が目指されています。また、社会の一員として勤労と責任を重視することを教育の基本としています。教育目標は、努力、創造、協調の3つに集約されることからも、確固たる価値観をもとに生徒たちが成長する為の環境を整えています。

行事と生活

学校の年間行事としては、毎年6月の前半に体育大会が開催され、3月には合唱コンクールが行われます。また「落ち葉掃き」という地域貢献の行事も設けており、地元とのつながりを大切にしています。生徒の通学方法として自転車が認められており、年に2回、地元の自転車店で点検が行われる制度を導入しています。この点検に合格した自転車には合格証明のシールが付与され、不合格の場合はその理由が記載された黄色い札が付けられる仕組みです。

沿革の重要な出来事

• - 1980年04月01日: 青梅市立吹上中学校設立認可。
• - 1980年04月08日: 開校式・入学式が青梅市立霞台中学校体育館で行われ、プレハブの仮校舎で授業がスタート。
• - 1980年09月01日: 現在の校舎に移転し、校旗が制定される。
• - 1980年10月11日: PTAが発足。
• - 1982年03月16日: 校歌が制定される。
• - 1993年04月21日: 同窓会設立総会が行われる。

その他にも、バドミントン部や吹奏楽部が関東大会や東日本吹奏楽大会に出場するなど、部活動が盛んな学校でもあります。地域との交流も活発で、地域清掃活動に貢献するプロジェクトも行われています。

近隣の施設

学校の周辺には、歴史的な寺院である塩船観音寺が立地しており、文化的な交流の場としても利用されています。このような環境は、生徒たちにとって地域愛や文化理解を深める良い機会となるでしょう。

結論

青梅市立吹上中学校は、青梅市の教育の中で一翼を担っており、生徒たちが自己を高めていくための多様な環境を提供しています。これからの世代を支えるために必要な価値観と知識を育むことに力を入れています。

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