青海アーバンスポーツパーク

青海アーバンスポーツパークの概要

青海アーバンスポーツパークは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの競技会場として特別に設けられた施設で、仮設構造の会場です。東京都江東区青海一丁目に位置し、その設立は東京湾を望む地にあります。このパークは、オリンピックではバスケットボール3x3及びスポーツクライミングが行われ、パラリンピックではブラインドサッカーの競技が開催されました。以前は青海アーバンスポーツ会場として知られていましたが、正式名として青海アーバンスポーツパークに改称されました。

沿革

施設の構想は2016年12月7日にIOC理事会で決定されたことで始まりました。この際、東京2020オリンピックに新たに追加された競技種目であるスケートボードとスポーツクライミングの会場として青海が選定されました。2017年6月9日には、オリンピックにおける種目数が正式に発表され、会場未定だったバスケットボール3x3についても青海での実施が検討されることとなりました。

その後、2017年12月6日のIOC理事会において、バスケットボール3x3の会場として青海アーバンスポーツ会場が最終的に決定されました。また、当初は青海で行う予定だったスケートボードの会場は、有明BMXコースへと変更されました。そして2018年10月23日のTOCOG理事会では、青海アーバンスポーツ会場が「青海アーバンスポーツパーク」として改名される運びとなりました。

施設の特徴

青海アーバンスポーツパークは、選手村に近接しており、東京湾の美しい景観を背景にしています。オリンピックそしてパラリンピックという国際的な舞台で、バスケットボールの3x3やスポーツクライミングが行われる場所として、世界中の若者たちに向けたエンゲージメントの象徴ともなる会場です。選手たちは、このエネルギー溢れる場で競い合うことができました。

収容人数

大会期間中の収容可能人数については、オリンピックにおいてバスケットボール3x3が7100人、スポーツクライミングが8400人を収容できる設計となっていました。一方、パラリンピックではブラインドサッカーの会場として利用されました。

アクセス

青海アーバンスポーツパークへのアクセスは、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめの「青海駅」または「東京国際クルーズターミナル駅」から徒歩約10分と便利です。また、東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」からもアクセス可能です。

終わりに

青海アーバンスポーツパークは、東京2020大会を通じて、多くの人々に感動と興奮をもたらした象徴的な場所です。大会後は仮設設備であったため、施設は解体されましたが、その名は多くの人々の記憶に残ることでしょう。

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