青田しのぶ

青田 しのぶのカーリングキャリア

青田しのぶ（あおた しのぶ）は、1977年10月26日に北海道帯広市で生まれた日本の女性カーリング選手です。彼女はDelight青森に在籍し、数々の大舞台で活躍してきました。

経歴

青田は高校時代に柔道に打ち込み、二段の腕前を持つほどの実力者でした。しかし、スポーツへの情熱は柔道だけに留まらず、18歳の時にカーリングの世界に足を踏み入れました。それまでは、帯広市の東光舗道という企業に勤務しながら、関連会社の河西建設女子カーリングチームに参加していました。

彼女のカーリングキャリアの中で、特に注目すべきは日本選手権での2度の優勝です。さらに、世界選手権とパシフィック選手権にはそれぞれ3度出場し、2006年のトリノオリンピックに向けた日本女子チームの参加枠確保に貢献しました。しかし、河西建設カーリングチームが活動を休止した後、彼女は競技から離れることになりました。

2010年7月には、みちのく銀行に入社し、再びチーム青森に加入して第一線に舞い戻ります。ところが、2013年にチーム青森自体が活動を休止し、その後再びカーリングから距離を置くことになりました。

それから数年後、青田はメンバーの一人である齋藤菜月の誘いで、2017年9月に新しいチームDelight青森を結成し、再び現役選手として活動を開始しました。この新しいチームでの姿勢は、彼女の競技人生に新たなページを刻んでいます。

知名度と成果

青田のカーリングの実績は、単なる個人の記録にとどまらず、チームとしての成果としても評価されています。特に、彼女が日本代表として出場した世界女子カーリング選手権では、2000年に9位、2003年には10位、2004年には7位という成績を残しています。また、パシフィックアジアカーリング選手権においては、2000年、2002年、2003年に優勝を果たし、2010年には3位にもなりました。さらに、アジア冬季競技大会では2003年に優勝を果たしました。

クラブチームとしての活動においても、青田は日本カーリング選手権で2度の優勝（2000年、2003年）を果たしながら、4度の準優勝（1999年、2001年、2002年、2011年）も経験しています。これらの成果は、彼女が持つ高い競技力とチームへの貢献を示すものといえるでしょう。

まとめ

青田しのぶ選手の人生は、スポーツへの悲願が織りなすドラマの連続です。柔道からカーリングに転身し、数々のタイトルを手にした彼女は、カーリング界の実力派選手として知られています。これからの活動にも期待が寄せられ、Delight青森での新たな挑戦に目が離せません。

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