青空うれし

青空うれし（あおぞら うれし）

青空うれしは、1935年1月5日生まれ、東京都中央区日本橋が彼の故郷です。本名は島田寿三。駒澤大学を卒業した後、学生時代から素人漫才コンクールに参加し、頭角を現しました。1958年には、コロムビア・トップ・ライトに入門し、漫才の道を本格的に歩み始めました。

漫才コンビの結成と活躍

1960年6月、青空うれしは漫才コンビ「青空うれし・たのし」を結成します。このコンビは、瞬く間に人気を集め、業界での存在感を強めていきました。漫才だけにとどまらず、彼の活動は多岐にわたり、1955年から2年間は歌謡ショーで岡晴夫の司会を務めました。その後も、村田英雄や五月みどりといった歌手の専属司会を担当し、幅広いジャンルで活躍しました。

しかし、コンビ活動が進む中でそれぞれのピンの仕事が増え、コミュニケーションの減少から1981年に20年目を迎える際にコンビを解消することになります。その後はソロの漫談家、司会者、レポーターとして活動し、多くの舞台でその才能を発揮しました。講演活動にも注力し、春日三球とのコンビでの掛け合いも見せるなど、今なお多様な表現を続けています。

趣味と私生活

青空うれしの趣味は、野球グッズの収集と有名人の墓巡りです。墓巡りについては著書も出版しており、その独自の視点と情熱が評価されています。プライベートでは、白鳥みづえと結婚するも、後に離婚という経歴を持っています。

メディア出演

彼はテレビにも活躍の場を広げ、代表的な番組には『テレビ3面記事 ウィークエンダー』や『巣鴨バラエティ座』があります。また、CMにも出演し特に東海地方のサウナジャンボのローカルCMが知られています。

ディスコグラフィー

青空うれしは、コロムビアミュージックエンタテインメントからいくつかのアルバムをリリースしています。収録作品には『夜の東京夢の街』や、宴会にぴったりの『宴会部長どの』、さらには『悪魔のささやき』や『軍歌・戦時歌謡を歌う』などがあります。

まとめ

青空うれしは、そのユニークなキャラクターと幅広い活動で多くの人々に愛され続けているエンターテイナーです。彼の生涯は、漫才だけでなく、多様な文化を通じて日本のエンターテインメント界に貢献してきた証であると言えるでしょう。

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