青空片想い
「青空片想い」は、SKE48の2作目の
シングルで、
2010年3月24日に
日本クラウン(CROWN GOLD)からリリースされました。作詞は
秋元康、作曲は島崎貴光が手掛け、
松井珠理奈がセンターを務めたことでも注目を集めました。この
シングルは、前年の「
強き者よ」から約7ヶ月半を経てのリリースであり、SKE48が
日本クラウンへ移籍後初めての
シングル作品でもあります。
背景とリリース
本作では初めて選抜メンバー制度が導入され、選ばれた7人は
AKB48グループの中でも最少の選抜人数として注目されました。特に木下有希子と
小木曽汐莉は、
シングル発売当初こそ正規メンバーとして昇格したものの、選抜発表の時は研究生だったため、この
シングルでの選抜は彼女たちにとって初の快挙となります。また、カップリング曲「バンジー宣言」は、選抜に選ばれなかった他の全メンバーによる楽曲であり、支え合いの精神が表現されています。
キャッチコピーは「君は、青空の匂いがする」です。
シングルのリリースに先立って、主題歌の「青空片想い」は
2010年3月3日から
レコチョクで
着うたとして配信され、カップリングの「バンジー宣言」も同日からDAM☆うたにて配信開始となりました。さらに、通常盤の初回生産限定版には、選抜メンバーやカップリングメンバーのトレーディングカード、全国握手会参加券、『SKE48 リクエストアワーセットリストベスト30 2010〜神曲はどれだ?〜』の投票券などが同梱されました。
音楽性と批評
「青空片想い」の花形とも言えるテーマは「片想い」で、歌詞にはその切なさが色濃く表現されています。メンバー自身もこの曲を「明るい」「爽やか」「可愛い」と評しつつも、ダンスパートは驚くほど激しく、力強いエネルギーを感じられる曲に仕上がっています。また、この曲は前作「
強き者よ」とは異なり、春らしい応援歌や元気でキャッチーな楽曲として多くのメディアに紹介されています。
アートワーク
ジャケットデザインは、通常版と劇場盤ともに選抜メンバー7人の姿が表に大きく描かれています。その裏面には「チームB.L.T.」のフロントメンバー10名が登場し、衣装は元気な印象を与える黄色を基調としたものです。
「青空片想い」のミュージックビデオは、アパホテル&リゾート東京ベイ幕張の屋上で撮影され、非常に大胆な演出が施されました。一方、カップリング「バンジー宣言」のPVは、南知多グリーンバレイで撮影され、メンバーの楽しげな姿を前面に押し出しています。
メディアでの使用
この楽曲は、TBS系列のバラエティ番組『笑撃!ワンフレーズ』の3月と4月のエンディングテーマとしても使用され、幅広いリスナーに親しまれました。
各トラックの詳細や収録内容は、通常版および劇場盤に分かれたリリース形式で展開されます。SKE48の楽曲の魅力がふんだんに盛り込まれているこの
シングルは、ファンはもちろんのこと、楽曲制作に興味のある人々にも大きな影響を与えることでしょう。今後もSKE48の音楽活動から目が離せません。