青雲中学校・高等学校

青雲中学校・高等学校

青雲中学校・高等学校（せいうんちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、長崎県西彼杵郡時津町に位置する私立の中高一貫校です。1975年に設立され、長崎の教育界の人物や志のある教師たちが主導して、全国的に優れた人材の育成を目指しています。この学校は、ラ・サール中学・高校や久留米大附設中学・高校と並び、「九州私立中高御三家」として広く認識されています。

設立の背景と理念

青雲中学校・高等学校は、創立時から「全人教育」を元に学業だけでなく、道徳や身体能力の向上にも力を注いできました。「青」と「雲」という二つの言葉は、清らかさと卓越性を表すものであり、学校名は生徒に高い目標を持たせることを意図しています。

設立当初から中高一貫校として運営されており、1976年には学生寮が整備され、全国からの学生を受け入れる体制が整いました。1995年度から高校が共学化し、2009年度からは中学校も共学に移行しています。いまや生徒たちは、全国各地から、さらには海外からも青雲へと集まっています。

学生寮とアクセス

学生寮は男子用の望山寮と女子用の複数の施設から構成されており、海南寮は高校生専用の個室を提供しています。また、青雲中学校では、独自のアクセス手段を維持しており、長崎バスやスクールバスの運行に加え、高速船で通学する生徒もいます。

教育方針と行事

教育方針は、知性の育成や心の広がり、身体の強化を掲げており、特に体育教育にも力を入れています。中学生は剣道と柔道を必修科目とし、持久走などで精神力と体力を鍛えます。年間を通じてさまざまな行事が設定されており、青雲祭や体育大会、さらには国際的なサマースクールなど、生徒たちが多様な経験をすることができます。

また、新入生合宿や生徒会選挙、青雲ラリーなど、心身を鍛えるイベントも定期的に行われ、同時に生徒たちの主体性や協調性を育む機会も提供しています。特に青雲ラリーは、心身の鍛錬を主目的としており、学校の伝統行事の一つとなっています。

歴代の校長と今後の展望

創立以来、多くの校長が在任しており、地域社会や教育界での人物として著名な卒業生を多く輩出しています。教育課程の変更や共学化など、時代の変化に対応し続けることで、青雲は今後も進化を求めていくことでしょう。

以上が青雲中学校・高等学校の概要とその魅力です。学業、運動、精神力の強化を追求しつつ、すべての生徒に豊かな学びと成長の場を提供することを目指しています。

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