静岡市立大里中学校

静岡市立大里中学校

静岡市立大里中学校（しずおかしりつ おおざとちゅうがっこう）は、静岡市駿河区中野新田に位置する公立中学校です。1947年に新しい形の中学校として設立され、生徒たちに質の高い教育を提供してきました。

学校の沿革

設立当初は静岡市立第四中学校としてスタートしましたが、わずか2週間後の1947年4月15日に静岡市立大里中学校に改名されました。学校の歴史は1952年に校歌の制定を皮切りに、1976年には体育館、1990年にはプール、そして1994年には新校舎が完成し、教育環境が充実してきました。また、1995年には地域住民のための「大里複合施設」がオープンし、地域とともに歩む学校としての役割を果たしています。

学校の特徴

大里中学校は、広範囲な学区を有し、東海道本線と東名高速道路の間に位置しています。そのため、様々な地域から生徒が集まる多様性が魅力であり、教育体制も充実しています。過去には県内最大のマンモス校とも言われていましたが、近年は静岡市立中島中学校の設置や少子化の影響により、生徒数は徐々に減少しています。それでも、活動的な環境が魅力の一つであり、多くの生徒が運動部に参加しており、プロ野球選手などを輩出しています。

教育理念と活動

大里中学校は、一般的な教育活動に加え、通級指導教室も設置しています。これにより、さまざまなニーズに応じた支援を行い、全ての生徒が安心して学べる環境を整えています。

主な行事

年間を通じて、さまざまな行事が行われています。4月には新入生を迎える入学式が行われ、5月には修学旅行、9月に体育祭、3月に卒業式が催されるなど、学校生活を彩るイベントが目白押しです。

小学校区

大里中学校は、静岡市立大里西小学校、静岡市立中田小学校、静岡市立新通小学校、静岡市立中島小学校との連携を密にしています。これにより、小学校の教育内容をスムーズに引き継ぐことができています。

アクセス

アクセスも便利で、しずてつジャストラインの中原池ヶ谷線「大里中学校」停留所から徒歩5分の距離にあります。通学もしやすく、地域の生徒が通いやすい環境が整っています。

卒業生

大里中学校は、多くの著名な卒業生を輩出しています。プロサッカー選手の北川航也、久野智昭、杉山浩太、さらにプロ野球選手の野村裕樹、袴田英利、藤波行雄など多彩な分野で活躍する人材が巣立っています。また、政治家や落語家といった職業に就く卒業生もおり、多様なキャリアを歩んでいます。

このように、静岡市立大里中学校は、地域社会に根ざした教育を行い、子どもたちの成長を支援する大切な役割を果たしている学校と言えるでしょう。

もう一度検索