静岡県労働金庫

静岡県労働金庫（しずおかけんろうどうきんこ）、通称「静岡労金」は、静岡県静岡市葵区に本店を置く労働金庫です。英語表記では「Shizuoka Labour Bank」となります。

概要

静岡県労働金庫は、静岡県内を営業エリアとする労働金庫であり、全店舗が静岡県内に所在しています。地域に根ざした金融機関として、県民の生活をサポートする様々な金融サービスを提供しています。

沿革

静岡県労働金庫は、1953年（昭和28年）に設立されました。設立以来、静岡県内の労働者のための金融機関として、地域経済の発展に貢献してきました。

2007年7月2日には、インターネット支店として「静岡県労働金庫インターネット静岡支店」を開業し、インターネットバンキングを通じたサービスの提供を開始しました。これにより、顧客は自宅や外出先からも手軽に取引ができるようになりました。

情報処理システム

長らく、静岡県労働金庫は独自のシステムを採用しており、2003年から稼働を開始した「ユニティシステム（ろうきん新統合オンラインサービス）」には接続していませんでした。このため、静岡県労働金庫の顧客は、他地域の労働金庫の窓口やATMでの取引に一部制限がありました。

しかし、2007年にユニティシステムへの移行が完了し、他の労働金庫とのシステム連携が実現しました。これにより、静岡県労働金庫の顧客は、全国の労働金庫の窓口やATMで、より便利に取引ができるようになりました。このシステム移行は、顧客利便性の向上に大きく貢献しました。

労働金庫とは

労働金庫は、労働組合や生活協同組合などの会員が出資し、会員の生活を支援することを目的とした協同組織の金融機関です。営利を目的とせず、組合員や地域住民の生活向上に貢献しています。

関連項目

労働者福祉
勝沢芳雄（元理事長、衆議院議員）

外部リンク

* 静岡県労働金庫

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