静岡県立小山高等学校

静岡県立小山高等学校の概要

静岡県立小山高等学校は、静岡県駿東郡小山町竹之下に位置する県立の高等学校です。本校は1985年に開校し、沼津・駿東学区に属しています。全日制および定時制の普通科が設けられており、青春を謳歌しながら学ぶ場所として親しまれています。

歴史

学校の歴史は1979年に始まります。この年に学校の新設を発表し、1984年には校名が「静岡県立小山高等学校」に決定されました。翌1985年には静岡県立御殿場高等学校小山町立小山分校（定時制課程）を統合し、正式に開校しました。開校以来、2004年と2014年にはそれぞれ20周年、30周年の記念行事が行われ、地域との結びつきを深めるイベントとして親しまれています。

教育目標と校訓

本校の教育目標として「いかなる時代にもたくましく生き抜ける人間の育成」が掲げられています。これを実現するために「自尊」の校訓のもと、生徒一人ひとりの個性を尊重し、自己を大切にする教育が行われています。

学科とカリキュラム

小山高等学校では、2年次に理系・文系に分かれるカリキュラムが採用されているため、生徒は自分の進路に応じた学びを深めることができます。また、体育授業ではB'zの『BAD COMMUNICATION』を取り入れた準備体操が行われ、活気に満ちた授業が展開されています。

通学と交通アクセス

学校へのアクセスはJR御殿場線の足柄駅から徒歩で約15分かかります。また、富士急モビリティのバスや小山町コミュニティバスも運行されており、通学に便利な環境が整っています。

主な行事

小山高等学校では多彩な行事が行われています。入学式は4月上旬に開かれ、かつては新入生と保護者、教員のみの参加でしたが、現在では吹奏楽部員も参加するようになり、華やかな式となっています。続いて、4月下旬には1年生が町内を探索し、2年生および3年生はさまざまな校外学習を行う学年行事があります。

6月上旬には文化祭（笙陵祭）を開催し、地域の人々も参加できる2日間の文化祭と、体育祭が行われます。

7月中旬には野球応援があり、応援団や吹奏楽部、ダンス部が連携し野球部を応援します。また、10月中旬には球技大会が開催され、さまざまな競技で生徒たちの熱気が感じられます。11月には文化行事があり、音楽や劇、落語を楽しむ機会が設けられています。

冬には22.8kmのクロスカントリー大会が行われ、入賞者には栄光が待っています。例年恒例の百人一首大会も行われ、クラス間の競争が繰り広げられます。卒業式は3月1日に行われ、生徒と教職員、保護者が一堂に会場に集まります。

著名な出身者

著名な卒業生としては、トータルテンボスの藤田憲右さんが知られています。彼は学校生活で培った経験を生かし、芸能界で活躍しています。

結論

静岡県立小山高等学校は、その多様な行事や教育課程、充実した教育方針により生徒たちに自主性と創造性を育む環境を提供しています。自然豊かな地域に位置するこの学校で、多くの若者が新しい可能性を探し求め、未来に向かって羽ばたいています。

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