静岡福祉大学

静岡福祉大学について

静岡福祉大学（しずおかふくしだいがく）は、2004年に創立された静岡県焼津市に位置する私立大学です。英語名は Shizuoka University of Welfare で、通称として「静福」や「静福大」が使われています。本学の主な特徴は、福祉や心理学に関する専門的な教育を提供し、多彩なコースや学部を有している点です。

歴史の概要

静岡福祉大学の起源は1903年に設立された静岡精華学園にさかのぼります。当初は一般教育を目的とした学校でありましたが、1992年には静岡精華短期大学として国際文化学科や商学科を開設しました。その後、2002年には介護福祉学科が設置され、商学科はビジネス情報学科に改名され、国際文化学科は廃止されました。

2003年には静岡精華短期大学が「静岡福祉情報短期大学」に変わり、翌年に社会福祉学部が設立されて静岡福祉大学が誕生しました。これに伴って静岡福祉情報短期大学は静岡福祉大学短期大学部へと移行しました。その後、大学は医療福祉学科や健康福祉学科などの新たな学科を開設し、教育範囲を広げていきました。また、短期大学は2010年に廃止され、福祉専門の教育に特化する形が強まりました。

2015年には子ども学部が設立され、保育士養成課程や小学校教諭養成課程が新たに加わりました。これにより、福祉だけでなく、広い教育分野での学びが提供されています。さらに、焼津駅前にサテライトキャンパスを開設するなど、地域との結びつきを強化しています。

学部と学科

静岡福祉大学は、現在以下の学部および学科を有しています：

• - 社会福祉学部

- 福祉心理学科
- 医療福祉学科（募集停止）
- 健康福祉学科

• - 子ども学部

- 子ども学科

さらに、附属機関として附属図書館、地域交流センター、心の相談センターなどが設置されており、多様なサポートを提供しています。

学生生活と行事

学生生活において、毎年開催される「静福祭」は特に注目されているイベントです。この学園祭では、焼津市のキャンパス内で、学生や教職員のライブパフォーマンス、地域の芸人によるショー、ダンスなど多彩なプログラムが展開されます。また、模擬店やバザー、介護体験コーナーも設けられ、来場者に楽しい体験を提供しています。

このように、静岡福祉大学は、地域社会とのつながりを大切にしながら、福祉と教育の分野で特色ある学びを追求しています。福祉専門の教育機関として、高い志を持つ学生を育成し、社会へ貢献する姿勢が根付いている大学です。

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