鞍手パーキングエリア

鞍手パーキングエリア：九州自動車道を快適に旅するオアシス

鞍手パーキングエリアは、福岡県鞍手郡鞍手町中山に位置する、九州自動車道下り線（熊本方面）のパーキングエリアです。かつてはトイレと自動販売機、小さな飲食コーナーのみの簡素な施設でしたが、2007年のリニューアルにより、イオングループのコンビニエンスストアが導入され、利便性が大きく向上しました。その後、2022年にはさらなるリニューアルが行われ、現在ではドライバーや旅行者にとって快適な休憩空間を提供しています。

リニューアルで進化した施設

最新の改装によって、鞍手パーキングエリアは、24時間営業のコンビニエンスストア『セブン-イレブン』、ATM、FAX・コピーサービスといったビジネスユースにも便利な設備が整えられています。また、空腹を満たせるスナックコーナー『牛めし松屋』も24時間営業で利用可能。ベビーコーナーや宅配サービスも完備しており、小さなお子さん連れのご家族や、荷物が多い旅行者にも優しい設計となっています。郵便ポストも設置されているため、旅先からのハガキを出すことも可能です。

駐車場とトイレ

広々とした駐車場は、大型車から二輪車、そして身障者用スペースまで、様々な車両に対応しています。トイレも男女別に十分な数を確保し、車椅子対応トイレやファミリー用トイレも用意されており、快適な休憩をサポートします。

駐車場：大型27台、小型66台、二輪4台、トレーラー4台、身障者用小型2台
トイレ：男性大4室（和式1、洋式3）、男性小10室、女性13室（和式1、洋式12）、車椅子用1室、ファミリー用1室

鞍手インターチェンジとの関係

鞍手パーキングエリアの近くに鞍手インターチェンジがありますが、PAとICは直接行き来することができません。ICの出入口はPAの外側を回り込むように設計されているため、注意が必要です。

歴史：高速バス停留所から現在の姿へ

以前は、鞍手パーキングエリアに高速バス停留所が併設されていましたが、2006年に直方パーキングエリアに新しい停留所が設置されたことに伴い廃止されました。その跡地は、2011年に開通した鞍手インターチェンジの一部となっています。現在では、PA内にバス停の痕跡はほとんど残っておらず、県道472号線からバス停への階段のみが残されています。最寄りのバス停は「中屋敷」となり、西鉄バス筑豊の路線が運行されています。

運営

鞍手パーキングエリアの運営は、財団法人道路施設協会、財団法人道路サービス機構を経て、現在は西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社が行っています。

まとめ

鞍手パーキングエリアは、充実した施設と便利な立地を誇る、九州自動車道を旅するドライバーにとってありがたい休憩場所です。24時間営業のコンビニや飲食店、広々とした駐車場、そして多様なトイレ設備など、快適な休憩をサポートする様々な要素が揃っています。旅の途中で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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