須田芳正

須田芳正：サッカーとフットサルに情熱を注ぐ指導者

須田芳正氏は、1967年東京都に生まれ、サッカー選手、指導者として活躍しました。選手時代のポジションはフォワード。

プロフィール

氏名: 須田 芳正（すだ よしまさ）
生年月日: 1967年8月22日
出身地: 東京都
ポジション: フォワード（FW）
学歴: 慶應義塾大学法学部卒、順天堂大学大学院修士課程スポーツ健康科学研究科修了、弘前大学博士課程医科学研究科修了

選手としてのキャリア

須田氏は、暁星小学校でサッカーを始め、暁星中学校・高校を経て、1984年にはU-16日本代表に選出されました。慶應義塾大学卒業後の1990年に東京ガスへ入社し、同社サッカー部（現FC東京）でプレー。1992年にはJリーグ開幕を前に浦和レッズへ移籍し、プロ契約を結びました。1994年にはジャパンフットボールリーグの甲府サッカークラブ（現ヴァンフォーレ甲府）へ移籍し、同年現役を引退しました。

所属クラブ
暁星高等学校
慶應義塾大学体育会ソッカー部
1990年4月 - 1992年7月: 東京ガスサッカー部
1992年8月 - 1993年: 浦和レッドダイヤモンズ
1994年: 甲府サッカークラブ

指導者としてのキャリア

現役引退後、須田氏は指導者としての道を歩み始めます。1998年に順天堂大学大学院修士課程を修了後、母校の慶應義塾大学体育研究所で助手を務めながら、フットサルの普及・指導に尽力。2000年にはフットサル日本代表選手としてもプレーしました。2004年には慶應義塾大学体育会ソッカー部の監督に就任。2007年からはオランダへ留学し、サッカー指導者としての研鑽を積みました。帰国後の2011年より再び慶應ソッカー部の監督を務め、チームを好成績に導いています。

職歴・指導歴
1997年: FIFA主催フットサルコーチングスクール参加
1998年 - 2003年: 慶應義塾大学 体育研究所 助手
1998年 - 日本フットサル連盟 理事
2001年-2002年: フットサル日本代表 コーチ
2001年: 日本サッカー協会フットサル委員会 委員
仙台育英学園高等学校 総監督
日本体育学会 委員
日本スポーツ方法学会 委員
2004年 - 2009年: 慶應義塾大学 専任講師
2004年-2007年: 慶應義塾体育会ソッカー部 監督
2007年-2009年: Centraal Instituut Opleiding Sportleiders (留学)
GINZA de FUTSAL スクール テクニカルアドバイザー
2010年 - 早稲田大学 非常勤講師
2011年 - 慶應義塾大学 准教授
2011年 - 慶應義塾体育会ソッカー部 監督

フットサルへの貢献

須田氏は、フットサルの普及・発展に大きく貢献しています。フットサル日本代表選手としてのプレーに加え、指導者として多くの選手を育成。また、フットサルに関する著書も多数執筆しており、フットサルの戦術や技術に関する知識を広める活動も行っています。

著書

『フットサル教本』大修館書店、2002年。（松崎康弘との共著、日本フットサル連盟監修）
『フットサル―攻略マニュアル100』日本放送出版協会、2002年。
『いつでもどこでもフットサル』アイオーエム、2002年。
『やってみよう!フットサル』東洋館出版社、2004年。（宮崎昇作との共著）
『フットサル教本 改訂版』大修館書店、2013年。（松崎康弘との共著、日本フットサル連盟監修）

須田芳正氏は、サッカーとフットサルという2つのスポーツに情熱を注ぎ、選手、指導者として多大な貢献をしてきた人物です。その知識と経験は、これからも日本のスポーツ界に大きな影響を与え続けるでしょう。

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