須田邦裕

須田 邦裕について

須田邦裕（すだ くにひろ）は、1978年11月20日生まれの日本の俳優です。福岡県の糸島市姫島（当時は志摩町姫島）に生まれ育った彼は、15歳までこの小さな離島で過ごしました。その後、福岡市内の高校に進学し、ここで彼の写真や映像に対する興味が深まりました。特に、趣味として自宅の暗室で写真を現像する父親の姿を見て、映像の世界に魅せられるようになったと言います。高校卒業後は、日本大学藝術学部映画学科撮影コースに進学し、2002年に卒業しました。

俳優としての歩み

学生時代には多くの自主映画に出演。その中でも、同学科に在籍していた筧昌也監督の卒業制作作品『ハライセ』での主役を務め、いくつかの映画祭において入選を果たしました。2003年には、自身の出身地である姫島を舞台にした映画『ここに、幸あり』で本格的に俳優活動を開始し、2004年にオフィスワン・ツゥ・スリーに所属。テレビドラマや舞台、CMなどで幅広い活動を展開しています。

須田は高校時代の同級生に椎名林檎、大学時代の同級生には佐藤隆太がいます。また、2000年には椎名林檎のライブツアーにアクト＆撮影クルーとして参加したことからも、彼の多才さと人脈の広さが伺えます。

趣味と特技

彼の趣味は水泳や手紙を書くことです。特技には素潜り、マラソン、登山、トレイルランニングが挙げられ、さらに中華料理や演歌、殺陣、博多弁も得意としています。彼の長所は、物事をマイペースで進めること。ペットの金魚を飼っており、好きな色は青で、姉と妹がいます。

映画・テレビドラマにおける主な出演作品

須田のキャリアには、多数の映画とテレビドラマが含まれています。映画では、2001年の『ハライセ』で主演を務めるとともに、2003年の『ここに、幸あり』や『アグア・ミネラル』でも主役を果たしました。その後も、『愛のむきだし』や『永遠の0』、『海賊とよばれた男』、さらには2023年の『ゴジラ-1.0』などに出演しています。

テレビドラマでは、様々な役柄を演じており、特にNHKの大河ドラマ『平清盛』や『軍師官兵衛』など重要な役どころでも知られています。また、最近では『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』に出演し、幅広いジャンルでの演技力を発揮しています。

舞台活動

舞台においても活動を行っており、シャボンランチャー公演やミステリーナイトなどでのパフォーマンスが評価されています。彼の多彩な演技力は、多くの観客を魅了してやまないでしょう。

まとめ

須田邦裕は、彼自身の独自のキャリアを築き上げ、多岐にわたるジャンルで活躍する俳優です。今後の作品にも注目が集まります。

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