須磨浦ロープウェイ

須磨浦ロープウェイ

須磨浦ロープウェイ（すまうらロープウェイ）は、兵庫県神戸市須磨区に位置する観光施設です。このロープウェイは須磨浦公園駅から鉢伏山上駅までを結ぶ約466メートルの路線を有し、最大の高低差は181メートルに達します。観光客は美しい景色を楽しみながら、3分15秒で鉢伏山の山頂に到着します。

概要

須磨浦ロープウェイは、1957年に山陽電気鉄道の直営により開業されました。1989年には須磨浦遊園株式会社が設立され、その運営が委託されましたが、2019年12月1日には再び山陽電気鉄道の直営に戻っています。これにより、施設の運営がより一層安定しました。

路線データ

• - 全長: 466m（傾斜長）
• - 高低差: 181m
• - 最大斜度: 31度51分
• - 走行方式: 3線交走式
• - 最高運転速度: 2.5m/s
• - 所要時間: 3分15秒
• - 駅数: 2駅（起点駅と終点駅を含む）

ゴンドラについて

ロープウェイには川崎重工業製のゴンドラが使用されており、2007年に搬器が更新されています。ゴンドラの定員は30名ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、現在は15名に制限されています。車両は2両あり、それぞれ赤色の「やまひこ」と白色の「うみひこ」という愛称が付けられています。

歴史沿革

• - 1957年: 9月18日、山陽電気鉄道の運営により開業。
• - 1989年: 須磨浦遊園株式会社が設立され、運営を委託。
• - 2007年: 搬器の更新が行われる。
• - 2019年: 12月1日、運営が山陽電気鉄道の直営に戻る。
• - 2020年: 11月4日、リニューアル工事のため運休。また須磨浦山上遊園も休園となる。
• - 2021年: 3月25日、リニューアル工事が完了し営業を再開。この日に手動運転から自動運転に移行。

駅一覧

鉢伏山上駅は一部メディアで須磨浦山上遊園（駅）とも表記されることがあります。

まとめ

須磨浦ロープウェイは、美しい自然と山の景観を堪能できる貴重な交通手段として、多くの観光客に愛されています。神戸の観光名所の一つであり、訪れる人々に楽しい体験を提供しています。此の場所を訪れる際は、是非ともこのロープウェイを利用し、その魅力を実感してみてはいかがでしょうか。

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