風神RIZING!

風神RIZING！（フウジンライジング！）

風神RIZING！は、メディアミックス作品『from ARGONAVIS』から生まれた、長崎出身のスカバンドであり、それを元にしたバンドユニットです。イメージカラーはBANZAI YELLOW（山吹色）で、略称は「フウライ」として親しまれています。

概要

『from ARGONAVIS』の活動の一環として結成されました。

バンドの特徴

風神RIZING！は、長崎出身という設定のスカバンドで、トロンボーンとサックスを担当するメンバーがいます。ほとんどのメンバーが幼なじみで構成された大学生バンドであり、「楽しいが一番！」をモットーに活動しています。彼らのライブは、まるで長崎のお祭りのような賑やかさが特徴です。

郷土愛

長崎への愛を前面に押し出しており、角煮まんじゅう、皿うどん、ミルクセーキといった長崎の名物や、長崎の地名、そして「でんでらりゅう」といった長崎の文化を楽曲に取り入れています。

多彩な楽曲

五島岬の失恋、椿大和の好物である白米、運動会の思い出、上京時の気持ちなど、メンバーのパーソナルな出来事をコミカルかつ明るく表現した楽曲も多くあります。

声優とサポートメンバー

キャラクターの声優は、音楽ライブではボーカル・コーラスを担当するキャストのみが出演します。ラジオや生放送、朗読イベントなどには、他のキャストも参加することがあります。

楽器隊に関しては、プロミュージシャンのサポートメンバーを迎えて活動しています。サポートメンバーは毎回ほぼ固定で、作中に登場するバンド「風神RIZING！」のキャラクターとしてステージに立ち、演奏や歌唱、MC（声優陣のみ）を行います。衣装やヘアメイクもキャラクターを忠実に再現し、作中の世界観を表現しています。ライブによっては、アンコールパートなどでキャスト本人が歌唱やMCをすることもあります。

音楽性

スカバンドらしく、ブラスを取り入れたロック、パンク、メロコア、ポップス調の楽曲が多いのが特徴です。ポップス曲をカバーする際もスカアレンジを施し、ホーンセクションを加えることで、独自のサウンドを作り上げています。童謡「でんでらりゅう」やクラシック音楽「G線上のアリア」のメロディをマッシュアップしたり、楽曲の途中で突然音頭が始まるなど、ユニークな編曲も彼らの魅力の一つです。

楽曲は、作品のストーリーやキャラクターの心情に基づいて制作され、TAKE（FLOW）や氏原ワタル（DOES、長崎県出身）など、様々な作曲家や有名アーティストから提供を受けています。歌詞には長崎弁がふんだんに使われており、ライブでは観客と一体となって盛り上がるためのコール&レスポンスが多数設定されています。彼らは「フウライの楽曲はコーレスを以て完成する」と考えています。

メンバー

神ノ島風太 (Vo.&Sax.)：中島ヨシキ
椿大和 (Gt.)：金子誠
早坂絋平 (Ba.)：阿部敦
若草あおい (Tb.)：酒井広大
五島岬 (Dr.)：吉野裕行

ライブ出演メンバー

サポートメンバーは、「芝山武憲 as 椿大和」のように、担当するキャラクターが示唆される形で表記されます。ArgonavisやGYROAXIAのメンバーと同様に、担当キャラクターをイメージさせる衣装を着用し、一部のサポートメンバーはウィッグを着用することで、よりキャラクターに近づけた外見でステージに立っています。サポートメンバーは声の担当ではないため、ステージ上でのMCは行いません（ライブ本編終了後のフリートークを除く）。

ボーカル（神ノ島風太）：中島ヨシキ
メインボーカルを担当。キャラクターはサックスも担当しますが、演奏は行いません。
ボーカル（椿大和）：金子誠
コーラス、一部楽曲のボーカルを担当。キャラクターはギター担当ですが、ギター演奏は行いません。
ボーカル・トロンボーン（若草あおい）：酒井広大
コーラス、一部楽曲のボーカルを担当。トロンボーン演奏はせず、パフォーマンスで演奏を表現します。MCの進行や客煽りのパフォーマンスも担当します。

ギター（椿大和）：芝山武憲
大和の声・歌を担当する金子がステージに立つ際は、ステージ袖でギターを演奏します（アンコールを除く）。
ベース（早坂絋平）：目黒郁也
トロンボーン（若草あおい）：YUZZY
演奏はせず、パフォーマンスでトロンボーン演奏を表現します。酒井広大が出演する際は、出演せずにパフォーマンス指導を行います。
* ドラム（五島岬）：RYOTA

エピソード

コロナ禍でコール&レスポンスができない期間には、「みんなでジャンプして一体となる曲」として「フウライ全力ジャンプ」を制作しました。

1stワンマンライブでは、コラボレーションしていた岩崎本舗のマスコットキャラクター「角煮まんじゅうちゃん」がサプライズで登場し、メンバーと共にパフォーマンスをしました。

神ノ島風太役の中島ヨシキは神奈川県出身ですが、長年風太を演じてきたことで、長崎弁の監修担当者から「長崎弁がうまい」と称賛されるようになりました。

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