風藤松原

風藤松原（ふうとうまつばら）

風藤松原は、日本のお笑いコンビで、吉本興業から始まり、現在は太田プロダクションに所属しています。彼らはNSC大阪校の18期出身として知られ、2021年10月21日からは落語協会の正会員としても活動しています。

メンバー紹介

風藤 康二（ふうとう こうじ）

• - 生年月日: 1977年11月29日（46歳）
• - 担当: ツッコミ
• - 出身地: 大阪府枚方市
• - 血液型: A型
• - 趣味・特技: 工作（プラモデルや家具制作）、料理。

風藤は結成前に「ランチ」というコンビで活動しており、2016年1月には結婚しました。

松原 義和（まつばら よしかず）

• - 生年月日: 1974年2月8日（50歳）
• - 担当: ボケ・ネタ作り
• - 出身地: 大阪府寝屋川市
• - 血液型: B型
• - 趣味・特技: 推理小説や2時間サスペンスの鑑賞、一人で時間をつぶすこと。

松原は結成前に「好色一代娘」というコンビで活動していました。2014年6月に結婚し、母方の先祖に武田信玄がいます。

漫才スタイル

風藤松原の漫才は、独特の遅いテンポで進行し、主に「あるあるネタ」を取り扱います。日常生活での小さな不満を尻尾にして、女性的な口調で表現し合い、最後には「やだね〜」と二人で合わせて締めるスタイルが特徴です。共に関西出身ですが、漫才中は標準語を使い、時折大阪弁に戻ることもあります。

彼らのネタの一つには、風藤が読み上げた川柳に松原がボケで応じる内容や、ことわざを間違える形でボケを展開する技があります。また、オーソドックスなスタイルの漫才も演じるなど、幅広い表現をしています。

賞と業績

風藤松原は数々の賞レースでの成績を残しており、特に「M-1グランプリ」においては注目される存在です。他にも、2001年には「第22回ABCお笑い新人グランプリ」で新人賞を受賞したり、2007年には「第6回漫才新人大賞」で優秀賞を受賞しました。2011年には健康上の理由から参加できなかったものの、その後も定期的に認定漫才師として選出されています。

特筆すべき逸話

風藤のツッコミについて、著名な漫才師の関暁夫が「全部のネタが吸い込まれる」と表現したことがあります。さらに、彼らは長い間、メタルバンドのTシャツを着ることが多く、独自のスタイルを持っています。

2009年には初となる単独ライブ『ゆるゆる』を開催し、2011年にはユニット「FKD48」にも参加しました。コンビとしての活動は非常に多岐にわたり、また彼らは『爆笑オンエアバトル』やその後継番組の『オンバト+』でも安定した成績を残していましたが、オーバー500という記録には一度も達成できていません。

2021年には落語協会の正会員となり、その後も幅広く活動を続けている風藤松原の今後が非常に楽しみです。

もう一度検索