飯村樹輝弥

飯村樹輝弥（いいむら じゅきや）

基本情報

飯村樹輝弥は1998年1月7日生まれの日本のプロボクサーです。現在、OPBF東洋太平洋フライ級の王座を保持しており、また第60代日本フライ級王者でもあります。彼は東京都江戸川区出身で、角海老宝石ボクシングジムに所属しています。トレーナーは佐藤直樹氏で、厳しい指導を受けながら着実に成長を遂げました。

経歴とアマチュア時代

飯村選手は小学5年生からボクシングを開始しました。アマチュア時代には日出高校や日本大学ボクシング部で活動し、特に大学時代は関東大学ボクシングリーグ戦において2年間連続で階級優秀賞を受賞しました。最終年にはチームの主将も務め、アマチュア戦績は81試合中68勝13敗という素晴らしい成績を残しています。また、2018年には国民体育大会フライ級準優勝を達成しました。

プロ転向とデビュー

大学卒業後、飯村選手はプロボクシングに転向しました。彼は池側純、今優吾と共に角海老宝石ボクシングジムのプロテストに合格し、リングへと足を踏み入れました。しかし、コロナ禍の影響でデビュー戦は遅れましたが、2021年1月16日に後楽園ホールで山田大輔選手と対戦し、1回目のTKO勝利を収めて華々しくプロデビューを飾りました。

プロ成績とタイトル獲得

その後も飯村選手は着実に勝利を重ね、2023年には日本フライ級王座を獲得しました。7月には日本王者の永田丈晶選手とのタイトルマッチを行い、見事に判定勝ちを収めました。この試合は全体として非常に接戦になりましたが、飯村選手は冷静にゲームプランを貫き、勝利を手にしました。続けて、11月4日には初防衛戦を行い、村上勝也選手に対しても勝利を収めました。

2024年に入ると、さらに防衛戦を重ね、井上夕雅選手に対してはKO勝ちを収め、続く試合でも勝利を収めるなど、彼の勢いは止まることを知らず、現在の地位を確立しています。特に、2025年1月にはOPBF東洋太平洋フライ級のタイトルまで獲得し、選手としての幅を広げています。

人物

飯村選手は、メキシカン料理を好む一面を持ち、デビュー戦後のインタビューでは姉から贈られたソンブレロを被って登場しました。このようなユニークなキャラクターが、彼のファンを魅了する要因の一つです。

戦績

飯村樹輝弥の戦績は、アマチュアボクシングでは81戦68勝13敗、プロボクシングでは9戦で8勝（そのうち2KO）1敗という実績を誇ります。

獲得タイトル

• - 第60代日本フライ級王座（防衛数3、返上）
• - 第48代OPBF東洋太平洋フライ級王座（防衛数0）

飯村選手の今後の活躍に大いに期待が寄せられています。

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