飯田高子

飯田 高子（いいだ たかこ）のプロフィール

飯田高子（現姓：神白）は、1946年2月3日に愛知県海部郡弥富町で生まれた元女子バレーボール選手です。中学3年生の時にバレーボールを始め、名古屋女子商業高校を卒業後、実業団チーム「帝人名古屋」に入団しましたが、1965年にチームが解散となりました。その後は中京大学に進学し、体育教師を志しました。

ユニバーシアードとプロキャリアの道

大学在学中、飯田はユニバーシアード代表チームに選ばれ、国際的な舞台での経験を積みます。1970年にヤシカに入社し、同社の女子バレーボール部でセンターとしての役割を果たし、日本リーグで目覚ましい活躍を見せました。特に、バレーボール全日本女子チームにも選出され、国際大会での活躍が期待されます。

オリンピックでの栄光

彼女のキャリアのハイライトは、1972年のミュンヘンオリンピックと1976年のモントリオールオリンピックにあります。ミュンヘンでは、チームメイトの浜恵子と共に銀メダルを獲得し、その後のモントリオールでは主将としてチームを指導し、金メダルを勝ち取りました。これにより、日本の女子バレーボール界における彼女の地位は不動のものとなました。

引退後の活動

飯田は選手としてのキャリアを1976年に終え、その後はスポーツ界に貢献する道を歩みます。2006年にはNPO法人「バレーボール・モントリオール会」を設立し、代表理事に就任しました。現在も同法人の顧問として、さらには草加市バレーボール連盟の副会長として活動を続けています。

受賞歴

彼女の功績は数多く、1971年には第4回日本リーグでベスト6に選出され、その後も1972年や1976年には様々な賞を受賞しました。たとえば、1972年には日本リーグで敢闘賞とブロック賞を受賞し、1974年にはスパイク賞も獲得しています。こうした受賞の数々は、彼女の技術と努力を証明するものです。

まとめ

飯田高子は、日本の女子バレーボールにおける重要な人物であり、オリンピック金メダリストとして多くの人々に影響を与えてきました。特に彼女は、唯一の大学卒業者として、日本の女子バレーボールに大きな足跡を残しました。彼女の人生とキャリアは、今後の若い選手たちにとって模範となることでしょう。

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