香川大学医学部附属病院

香川大学医学部附属病院について

香川大学医学部附属病院は、香川県の木田郡三木町に位置する国立大学法人香川大学医学部に附属する大学病院です。この病院は香川県内で唯一の大学病院であり、地域医療において重要な役割を果たしています。

診察科について

この病院の特徴は、内科や外科といった一般的な総合診察科が存在せず、より細かく専門化された診療科が揃っている点です。具体的には、以下のような診療科があります：

• - 内分泌代謝・血液・免疫・呼吸器内科
• - 消化器・神経内科
• - 循環器・腎臓・脳卒中内科
• - 精神科神経科
• - 小児科
• - 周産期科・女性診療科
• - 心臓血管外科
• - 消化器外科
• - 呼吸器・乳腺内分泌外科
• - 整形外科
• - 形成外科・美容外科
• - 小児成育外科
• - 泌尿器・副腎・腎移植外科
• - 脳神経外科
• - 皮膚科
• - 眼科
• - 耳鼻咽喉科
• - 頭頚部外科
• - 放射線科
• - 麻酔・ペインクリニック科
• - 歯・顎・口腔外科

院歴

香川大学医学部附属病院の歴史は、1978年に香川医科大学として開校されたことに始まります。開校当初は香川大学医学部として設置される予定でしたが、独立校としてスタートしました。1983年には香川医科大学医学部附属病院が開院し、同年10月には診察を開始しました。病床数は当初331床でしたが、1984年と1985年に続けて増床が行われ、613床にまで達しました。

2003年には香川大学と香川医科大学が統合され、それに伴い名称が香川大学医学部附属病院に改称されました。その後も病院は発展を続け、2008年には院内保育所「いちご保育園」が開園、2014年には新病棟が完成し、ヘリポートも運用開始されました。

最近では2022年に新たな放射線治療棟が完成し、ドクターヘリの運用も始まりました。

アクセス

病院へのアクセスは、公共交通機関や自動車が利用できます。最寄りの高松琴平電気鉄道長尾線の高田駅からは約1.5km、池戸駅からは約2kmと近い距離です。また、高松駅からはことでんバスを利用することで、スムーズに移動することができます。自動車利用の場合は、高松自動車道の高松東インターチェンジやさぬき三木インターチェンジからもアクセスが便利です。

周辺の施設

香川大学医学部附属病院の周辺には、香川大学三木キャンパスや池戸キャンパス、さらには香川県立高松東高等学校など教育機関が多く点在しています。地域の医療だけでなく、教育面でも重要な役割を果たしています。さらに、他の医療機関や交通路も近くにあり、地域に密着した医療サービスを提供しています。

このように、香川大学医学部附属病院はその専門的な診療科や歴史的な背景、アクセスの利便性から、地域社会において欠かせない存在となっています。

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