香川県道・徳島県道8号観音寺佐野線

香川県道・徳島県道8号観音寺佐野線概要

香川県道・徳島県道8号観音寺佐野線（かがわけんどう・とくしまけんどう8ごう かんおんじさのせん）は、香川県観音寺市から徳島県三好市に至る県道で、主要地方道に指定されています。この道路は、観音寺市内で香川県道21号丸亀詫間豊浜線と交差する三架橋交差点を起点とし、国道192号と接続する徳島県三好市の池田町佐野が終点です。

歴史

この路線の起源は1923年4月1日に認定された佐馬地観音寺線にさかのぼります。1959年に徳島県道の再編により、同路線名で再認定されます。その後、1972年には香川県道・徳島県道111号佐馬地観音寺線として名称変更されたこともありました。そして1976年には現在の香川県道・徳島県道8号観音寺佐野線として主要地方道に昇格されました。1993年には建設省から観音寺佐野線が主要地方道として正式に指定されました。

主な構造物

この道路にはいくつかの主要な構造物が存在しています。具体的には、昭和橋と黒渕新橋の2つの橋梁があり、これらはそれぞれ一ノ谷川と柞田川を渡ります。また、曼陀トンネルが道路の一部として設けられています。

地理

路線は香川県観音寺市および徳島県三好市を通過します。交差する道路には、香川県道21号丸亀詫間豊浜線や香川県道49号観音寺善通寺線、国道11号や国道377号などがあります。特に、終点である三好市の池田町佐野では国道192号と合流し、重要な交通路となっています。

峠

観音寺佐野線の一部には曼陀峠があり、この区間は地理的に重要な役割を果たしています。道幅は全体として狭く、2〜1.5車線程度で、特に徳島県側は完全な2車線ですが、走行時には慎重さが求められます。

おそらくこの地域における主要地方道の中で、越県区間としては比較的広い方です。これは、この区間が昔は有料道路として整備されていたことに起因しており、その後は無料化されて現在に至ります。

結論

香川県道・徳島県道8号観音寺佐野線は、地域の重要な交通路として長い歴史を有し、現在も多くの交通を支えています。通行には注意が必要ですが、両県をつなぐ重要な役割を果たしている道路です。今後も地域とともにこの道路の利用が続くことでしょう。

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