香川県道12号三木国分寺線

香川県道12号三木国分寺線

香川県道12号三木国分寺線（通称：川島街道）は、香川県木田郡の三木町から高松市に至る主要地方道です。この道路は、地域住民にとって重要な交通路となっており、県内の高速道路とも接続しています。

概要

この県道は、国道32号から高松自動車道高松西ICまでの区間で4車線が整備されており、そのほかの区間は2車線となっています。特に高松市南部を横断するルートであり、多くの車両が通行します。交通量が多いことから、2車線の部分では渋滞が頻繁に発生するため、通勤や通学時間帯には注意が必要です。

路線データ

この道路の起点は、香川県木田郡三木町の大字池戸に位置し、三木郵便局の東側にある香川県道42号小蓑前田東線との交差点から始まります。終点は高松市国分寺町の新名、国分寺新名交差点で、香川県道39号国分寺中通線と接続しています。

歴史

三木国分寺線は、1993年5月11日に建設省から主要地方道として指定されました。それ以降、この路線は地域の交通インフラの一部として重要な役割を果たしています。

名称・愛称

川島街道の名前は、高松市川島を経由し、長尾街道から仏生山街道へと高松中央部を経由せずに接続する特徴から名付けられました。この道路は当初「坂出長尾線」として計画されていたため、その名残で案内標識には「坂出」や「さぬき市長尾」が記載されています。このため、現在でもこの名称で呼ぶ人々がいます。

旧 南海道

川島街道は長尾街道の丹生池戸区間に接続し、古代南海道の後身として讃岐国一宮や讃岐国府へと至るため、歴史的にも重要な道です。このため、古地図などではこの名称が見られることがあります。

重複区間

以下の路線が有名な重複区間となっています：

• - 香川県道30号塩江屋島西線（高松市亀田南町から十川西町の区間）
• - 香川県道178号山崎御厩線（高松市の特定の交差点区間）

都市計画道路指定

高松市には、出作中間線が都市計画道路としての指定があります。この道路は出作町から中間橋西交差点へ至ります。

通過する自治体

川島街道は、木田郡三木町と高松市を通過します。

交差する道路

この県道は、以下の数多くの道路と交差しています：

• - 香川県道42号小蓑前田東線（起点）
• - 香川県道30号塩江屋島西線
• - 香川県道10号高松長尾大内線（さぬき東街道）
• - 国道32号など

このように、香川県道12号三木国分寺線は地域の交通の要所として、歴史的背景や交通量についても興味深い側面を持っています。また、移動の利便性を高めるためのさらなる整備が期待されています。

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